待望の続編!メルカリ新CMで「買ウボーイ」がデビュー
コミカルなテレビCMで、これまで利用したことのなかった消費者の心を鷲掴みにしたメルカリ。今回は、既存ユーザーが利用したことのない男性を巻き込む形の内容であることが、男性のメルカリ利用のハードルを下げるのかもしれない。
家族で、カップルで、メルカリ使って幸せに!
株式会社メルカリ(以下「メルカリ」)は、昨年放映したPUFFYがオリジナルソングを歌う、メルカリのテレビ新CM「売ルフと買ウガール」シリーズの続編を昨日から全国(一部を除く)で放映開始した。
今回のCMは昨年10月から放映したテレビCMの続編となり、インパクトのあるキャラクターとPUFFYによるオリジナルソングで好評であった『売ルフ(ウルフ=狼)』と『買ウガール(カウ=牛)』が引き続き登場する。
さらに、今回は『買ウガール』の男性版となる『買ウボーイ』が新しく登場する。
実際にメルカリ上でも、全販売点数のうち23%が「エンタメ・ホビー」カテゴリ、8%が「メンズ(男性衣料品)」カテゴリとなっており、『買ウボーイ』の誕生にはそういった背景もあるようだ。
過去のCMでは主に女性の利用シーンを描いてきたが、今回のCMではそれに加え、男性を含めた幅広いユーザーにメルカリの利用シーンを身近に感じさせる内容となっている。
今回のCMでは「小遣い稼ぎ編」と「お買い物上手編」の2つが用意されており、家庭内やカップルでのメルカリの利用が描かれている。これまで「フリマアプリなんて関係ない!」と思っていたかもしれないお父さんがメルカリデビューをしたり、彼女のメルカリを活用した買い物の上手っぷりに惚れ直してしまう男性が出現するかもしれない。
PUFFYによるオリジナルソングも相変わらず、テレビに注目してしまいたくなるもので、視聴者の印象に残りやすい。
モバイルビジネスのデータバンクMMD研究所と株式会社コロプラによる「2016年1月フリマアプリに関する利用実態調査」では、テレビCMがフリマアプリ利用のきっかけ1位となっている。同調査結果内では、一番利用されているフリマアプリは「メルカリ」という結果も出ており、テレビCMの効果は抜群のようだ。
これまで馴染みのなかった、もしくは馴染みの薄かったサービスや商品をどうやって消費者へとアプローチをしていくのか。メルカリであれば、これまで女性の利用率が圧倒的に高かったため、男性の利用を訴求する新CMとなっている。0からスタートするのではなく、既存のユーザーが新規ユーザーを巻き込んでいく、そういったストーリーが、新規ユーザーを獲得するためのポイントなのかもしれない。