【朝刊】動くAmazon、狙いはプライム会員?(4月13日版)

福島 れい

4月も真ん中までやってきました。4月より人数が増えたECのミカタWEB編集部は今日も賑やかです。みなさんも新年度そろそろ慣れてきましたか?

Spring Time Sale・配送料改定・CM・買い取りサービス休止

 今朝は、最近発表の多いAmazonの動きから、やはりプライム会員に向けたサービス強化が進んでいるなと予感がするので、まとめてみた。

 まず、3月25日(金)正午から27日(日)までの3日間限定で行われた「Spring Time Sale」の結果から。今回のセールでは、10分おきに1万点以上のお買い得商品が登場、特にAmazonコイン、Kindle本、Kindle Fire タブレットといった、Amazonオリジナル商品が人気を集めたという。このセールに関してもプライム会員等を対象に「会員先行タイムセール」が実施されている。

 プライム会員が有利という話題から思い出されるのは、先週行われた「配送料の改定」の話題だ。これまで金額にかかわらず無料だった配送料が、2000円(税込)未満の注文に対して350円がかかるようになった。注目したいのは、Amazonプライム会員は注文金額に関わらず無料であるということだ。

 そして、みなさんもきっとご覧になっているであろうAmazonのCM。パパ・ママ・赤ちゃん、そして飼い犬のゴールデンレトリバーが繰り広げる物語によって、プライム会員の魅力がアピールされている。

 こうして見てみると、プライム会員になろうかな…という気分になってくるのは、私だけではないだろう。ここ最近のAmazonの動きはプライム会員を増やそう、強化しようという意図が感じられるように思う。

 また昨日は、Amazon買い取りサービス「終了」改め、「一時休止」のニュースもあった。4月8日をもって一時的に申し込みの受付を休止すると発表したものだ。一時休止の理由として「Amazonは常にお客様の利便性を追求し、サービス強化に努めている」とし、新サービスに移行する予定とされている。詳細は明らかにされていないが、ひょっとしてここにもプライム会員向けのサービスが登場するかもしれない。

昨日4月12日のNews一覧

欲しいモノで寄附場所を決定。ふるさと納税はまるでEC?
・ふるさと納税とは、自分の意志で応援したい自治体を選べる寄付
・地方の名産品や特産品が返礼品となり、リピート購入も期待できる
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ガラケー遂に抜かれる、消費者の最新動向(内閣府調べ)
・内閣府が実施する「消費動向調査」のうち、「主要耐久消費財等」に注目
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・ECサイトのスマートフォン対応はもはや必須か
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【続報】Amazonセール結果情報解禁!
・3月末にモール各社のセールが同時開催された
・Amazon初の「Spring Time Sale」の結果公開
・注目は「10分置きに登場する新しい商品」と「ウォッチリスト」
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Amazon、買取サービス「終了」から「一時休止」へ
・買い取りサービスの「終了」の告知があったが、「一時休止」に変更となった
・書籍やゲーム(ハード・ソフト)、DVDやCDなどの買取で人気を集めていた
・新しい買取サービスの準備が進んでいるという
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https://ecnomikata.com/ecnews/strategy/8633/

4℃HD、アパレル子会社をライザップへ譲渡
・株式会社三鈴の全株式を、健康コーポレーション株式会社へ譲渡
・株式譲渡契約の締結、実行は4月下旬を目処に行われる予定
詳細はこちら↓
https://ecnomikata.com/ecnews/strategy/8639/




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記者プロフィール

福島 れい

ECのミカタ編集部に所属するバドミントンと和服、旅好きの記者、通称れーちゃん。ミニ特集「アパレルECの未来(https://goo.gl/uFvr2C)」等、これからEC業界がどんな風に発展していくのか。に注目しながら執筆しています。2017年の執筆テーマは、”私にしか書けない記事をタイムリーに”。

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