顧客の質問に即対応!新しいコミュニケーションの形

ECのミカタ編集部

顧客と良好な関係を築くために・・・

 EC/小売業向け開発・ソリューション提供の株式会社エスキュービズム・テクノロジー(以下、Sテック)は、iOS、androidを搭載する、スマートデバイスを活用したメッセージアプリ「OrangeMessenger」をリリースした。

 OrangeMessengerは、最新のBotの機能を活用することで、顧客と店舗のコミュニケーションを取ることが可能になる。ここのBot機能とは、インターネット上で自動化されたタスクを実行するアプリケーションソフトウェアのことである。既存のOrangeClubアプリケーションとの組み合わせにより、店舗顧客は気軽に店舗に問い合わせすることができる。OrangeClub とは、店舗と顧客を繋ぐオムニチャネルである。OrangeMessengerは多数の店舗顧客の問い合わせ内容を自動認識し、内容に沿った回答をすることが可能だ。

 店舗スタッフが予約や在庫確認などの単純な問い合わせに対して、電話やチャットなどで一次回答をすべて対応することは人的コストの圧迫に繋がる。OrangeMessengerは店舗スタッフの手間と労力をかけずに、店舗と顧客の関係性を手軽に深めるためのソリューションである。

 OrangeMessengerの利用想定は、まず、店舗はOrangeClubとOrangeMessengerアプリを用意する。顧客は店舗のOrangeClubとOrangeMessengerアプリをダウンロードする。それにより、顧客はOrangeClubで情報を見ながら、OrangeMessengerアプリで気になることをメッセージで打ち込む。それから店舗側のOrangeMessengerからメッセージに対する回答が自動的に返信される。利用例は、店の予約を取ったり、商品の在庫状況を確認したりすることが挙げられる。また、顧客側はBotをミュート、ブロックすることができる。

 ECで販売をしていると、直接顧客の顔が見えることはないため、接客の仕方に頭を悩ませる店舗も少なくないだろう。それは顧客からしても同様なことが言えて、双方に“不安”が生まれる。それを解消するために、店舗と顧客を繋ぐ「OrangeClub」があり、今回は新たに電話やチャットなどで顧客とコミュニケーションを取ることができる「OrangeMessenger」がリリースされた。きっと、この存在が店舗と顧客の良い関係を築くことができるきっかけとなることだろう。


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