日本郵便が代金引換をリニューアル！ラベル変更も！

日本郵便株式会社(以下、日本郵便)は、2016（平成 28）年 2 月から 代金引換サービスをリニューアルすると発表した（代金引換まとめ送金サービスは除く）。

改善は3点。
1点目は、「送金先金融機関の拡大」。 従来、ゆうちょ銀行に限定していた送金先の金融機関について、ゆうちょ銀行以外の金融機関（全銀システムに接続しているものに限る。）宛ての口座送金にも対応できるようにする。

2点目は、「送金スピードの向上」。差出人に引換金が送金されるまで、従来は配達後 1 日～4 日程度の期間を要していたが、 これを 1 営業日程度に短縮する。 ※送金先の金融機関により、入金日が 1 営業日程度とならないことがある。

3点目は、「差出方法」。ラベルに記載された送金情報をデータ化して処理する仕組みの導入に伴い、従来の代金引換ラベルに代えて、日本郵便が指定する代金引換ラベルを利用することになる。
2月以降の代金引換ラベルは以下のもの。

代引きラベルが2月から変わる！

ネットショッピングにおいて利用希望者の多い代金引換サービス。決済手段の一つとして導入しているネットショップも多いことだろう。今回のリニューアルでは、これまでゆうちょ銀行のみの取り扱いであった送金先が、他の金融機関にも対応するとあってこれまで以上に利用しやすくなったと言える。

その一方、注意点としては、代金引換のラベルが変更になっていることだ。出荷業務を自動化、マニュアル化しているネットショップでは、2月のラベル変更までにフローの見直しを行う必要があるだろう。