Amazon決済「MakeShop」に導入、その効果とは。

ECのミカタ編集部

「Amazonログイン&ペイメント」。これは去年アマゾン ジャパン株式会社(以下、Amazon)が始めたサービスである。発表と同時にEC業界の中に広まり、2015年EC業界のビッグニュースになった。みなさんはこのサービスを利用したことがあるだろうか?

Amazonログイン&ペイメントが止まらない。

「Amazonログイン&ペイメント」とはこのサービスを導入したECサイトで買い物をする際、Amazonのアカウントでサイトにログインすることができ、購入時の情報入力にてAmazonアカウントを使えば登録している配送先やカード情報をそのまま使うことができるのだ。

このサービスを使うことによって何ができるのか。商品を購入しようとしている人がいざカートにて情報を入力するときに、一から届け先やカード情報を入力するのは面倒である。入力が面倒である故にせっかくカートに入れた商品が購買までに至らない可能性がある。このような事態に陥るのを防いでくれるのが「Amazonログイン&ペイメント」なのだ。

元々Amazonアカウントを持っている人が、他のECサイトでもAmazonアカウントの情報を使って手軽に素早く買い物できたらどうだろう。「Amazonログイン&ペイメント」を導入しているECサイトで商品を購入したいと思う人が多いのではないだろうか。また、Amazonアカウントで購入できるという事実は消費者を安心させてくれる。サイトから離脱することも軽減することができ、その上新規顧客獲得につながるだろう。「Amazonログイン&ペイメント」とは導入しているECサイトでの購入ハードルを下げてくれる画期的サービスなのである。

GMOメイクショップでも導入可能に!

そして今回、GMOメイクショップ株式会社(以下、GMOメイクショップ)が提供しているネットショップ構築サービス「MakeShop」にて「Amazonログイン&ペイメント」を導入することになったのだ。「MakeShop」を利用しているECサイトが「Amazonログイン&ペイメント」を導入したい場合、「MakeShop」に申し込みをして審査が通れば手軽に導入することが可能になる。4月21日から導入の申し込みが開始しており、6月9日よりGMOイプシロン株式会社が開始する各ショップの審査が始まる。その後順次導入という流れである。

「MakeShop」は、多額な費用を必要とすることなく、安心して導入できるASPのカートシステムである。価格を抑えているのに、高機能であり、サポートも手厚いため約2万店舗以上に導入されている。

多くのECサイトが使っている「MakeShop」。その利用者が「Amazonログイン&ペイメント」を導入できるようになることで、今後より多くのECサイトにてAmazonアカウントで商品を購入することができるようになるだろう。すべてのネットショップでよりスピーディーに、より簡単に商品を購買できるようになる日は近いのかもしれない。


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