「GMOクラウドEC」が「ソーシャルPLUS」と連携開始 顧客に合わせたLINEマーケティングを実現
GMOメイクショップ株式会社(以下:GMOメイクショップ)は2025年2月4日より、株式会社ソーシャルPLUS(以下:ソーシャルPLUS)が提供する「ソーシャルPLUS」と連携を開始した(※1)。
※1:本オプションは、オーダーメイド型ECサイト構築プラットフォーム「GMOクラウドEC」の利用者が対象となる。
顧客データに基づいたCRM施策を実現
「GMOクラウドEC」は、中規模~大規模ECサイトに必要なカスタマイズに対応したオーダーメイド型ECプラットフォームである。
一方、「ソーシャルPLUS」はLINEログイン(※2)を活用したCRMソリューションであり、顧客との関係を強化するためのツールだ。EC事業者はLINEログインを通じて自動的に友だち追加とID連携をおこなうことで、顧客データを効率的にマーケティング利用できる。
本連携の主な概要は以下の通りだ。
◆対象
▷「GMOクラウドEC」を利用するEC事業者
◆利用料金
▷初期費用:8万円(税抜)
▷月額:8万円~(税抜)(※3)
※2:LINEアカウントを利用して、Webサイトやアプリにログインや会員登録ができるソーシャルログインのひとつ。
※3:顧客数に応じて変動する。
最適化されたメッセージやリッチメニューを手軽に配信
事業者は「ソーシャルPLUS」を使うことで、ID連携した特定のユーザーに最適化されたメッセージやリッチメニューを手軽に配信できる。具体的な施策例は以下の通りだ。
◆セグメント配信
ユーザーの会員IDとLINEのIDを紐付けることで、特定の商品を購入したユーザーやVIP会員などをセグメント化し、ターゲット配信が可能。顧客の行動データを活かした効果的なメッセージを送ることができる。
◆カスタマーサポート
ブラウザ上で顧客とLINEで1:1トークが可能となり、本人確認や契約内容を把握した上でスムーズに問い合わせ対応を行える。
◆リッチメニュー設定
新規ユーザーや既存会員に合わせたリッチメニューを出し分けることが可能。タブ型リッチメニューを利用して配信面を増やし、限られたスペースを効果的に活用できる。
一人ひとりの顧客に適したアプローチが求められる
LINEは日本国内で9700万人以上(※4)の月間アクティブユーザーを持つ主要コミュニケーションアプリである。
現在、ECサイトにおいてもLINEを活用したマーケティングやカスタマーサポートの需要が増加しており、顧客エンゲージメントを高めるために欠かせない要素のひとつとなっている。
「GMOクラウドEC」では従来、エンタープライズ企業向けの大型ECを多く構築し、広範な人々に向けたマーケティングを主としていたが、昨今では一人ひとりの顧客に適したアプローチが求められるようになりつつある。
LINEはメルマガよりも高い閲覧率でアクションにつながりやすいため(※5)、有力な手段として注目されている。
「GMOクラウドEC」と「ソーシャルPLUS」の連携によって、一人ひとりの顧客に適したLINEマーケティングの実現と同時に、顧客満足度の向上とエンゲージメントの強化支援が期待されるだろう。
※4:LINEヤフー for business「LINEヤフーの強み」より
※5:LINE キャンパス「アカウント運用の流れを知る」より