「楽天市場」刷新!トップページで離脱が減少等、成果も。
PC版トップページ、実に約4年ぶりのリニューアル!!
ヴィジュアル、操作性にフォーカスした大規模なもの
既に、トップページで離脱する人が減少するなどの成果も見られている
楽天株式会社(以下 「楽天」)は、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」のPC版トップページのデザインを約4年ぶりにリニューアルしたと、発表があった。( http://www.rakuten.co.jp )
広報によれば、この会見は会長の三木谷浩史氏が、楽天にとって重要なことだから是非ともメディアの方々に直接伝えて欲しいとの想いを受けて急遽、実施したもので、説明する執行役員 河野奈保さんもここには特別な想いを持って熱っぽく語っていた。
今回のリニューアルは、ヴィジュアル、操作性にフォーカスした大規模なもので、7月1日から一部ユーザ向けに先行リリースを行っており、その際寄せられた意見を受けて、正式版のリリースとなった。
主な変更点は、(1)企画バナー、商品画像、店舗ロゴを強化し視認性向上させたという点、(2)サイトで使用するメインカラーを限定したという点、(3)「ジャンル一覧」等、リンク設定をテキストリンクからブロックリンクに変更し操作性を向上させた点、(4)楽天グループの顔として、他のグループサイトの告知枠をデザイン変更しクロスユースを促進したという点になる。
リニューアル(8月20日)後の話であるが、これに伴うユーザの変化として、トップページで離脱する人が減少。つまりCTR(下層ページへの送客)がアップしたという。また、ヘビーユーザのCVR(転換率)も上がっているが、特にライトユーザ&新規ユーザに好評だとしている。
楽天の原点は「楽天市場」にあり。以前、執行役員の高橋理人氏が「楽天市場」を「ヒューマンコマース」と表現していた。「モノを物として整然と並べる自販機」のような存在から、「モノを物語として、それが持つ背景や売っている人の思い」がしっかりと伝える場にしていこうと考えているからだ。今回のリニューアルで、そうした物語や想いをお客様が知る機会が増え、感動を与え、結果的に、「楽天市場」が、一層店舗の輝けるステージになるよう期待したい。