ドコモ回線なしでも使えるドコモポイントの進化版

株式会社NTTドコモ（以下、ドコモ）は、現行のドコモポイントのリニューアル版「dポイント」を2015年12月1日から開始すると改めて発表し、併せてサービス内容の詳細を明らかにした。

「dポイント」は、現行のドコモポイントと異なり、ドコモの携帯電話サービスの利用に加え、提携店舗や提携サービス、ネットショッピングでポイントを貯めたり、使うことができるサービス。「dポイント」の利用にドコモの回線契約は不要で、無料で取得できるdアカウントさえあれば誰でも利用が可能となる。

「dポイント」は、JALのマイルやPontaポイントとの交換に対応している。また、サービス開始時の「dポイント」加盟店は、ローソンとマクドナルドの2社のみだが、来春参加のJALUX（BLUE SKY）、イオンシネマ、タワーレコード、オリックスレンタカー、スポーツクラブ ルネサンス、伊達の牛たん本舗を始め、順次拡大を予定している。なお、リニューアルに伴い、「1ポイント＝1.08円（税込）」であったポイント換算は「1ポイント＝1円（税込）」に変更される。

「dポイント」の提供にあわせ、ポイントを貯める、使うための専用カード「dポイントカード」（入会金・年会費無料）を新たに発行する。また、ドコモ提供のクレジットサービス「DCMX」もリニューアルされ、「dポイントカード」にクレジット決済機能を搭載した「dカード」も発行する。「dカード」での決済なら、100円あたり1ポイントが貯まり、「dカード」特約店では「dポイント」をより多く貯めることができる。現在、全世界約3,960万店舗のVisa／MasterCard加盟店や、iD加盟店（リーダ／ライタ設置数約59万台）がクレジット決済の対象店舗となっている。

「dポイント」リニューアルの最大の特長は、主にドコモユーザー向けだったポイントサービスが、リアル店舗や通販サイトなど、ドコモ以外でもポイントを貯めたり、支払い額に充当できるようになること。ネットショッピングのスマホ利用が広がるなか、ECショップでも「dポイント」が使えるところが増えることで、お客様にとっての利便性がより向上しそうだ。。