アパレルECの未来~今を知り、前進する5社に迫る~
様々なデザインの中から手軽に購入できるとして、特に女性から人気を集めるアパレルEC。商品数が多いという魅力の半面、サイズや素材がはっきりとわからないことから、購入を避ける人も少なくないのが現実だ。しかし、EC市場が益々成長するのとともに、アパレルEC市場も確実に成長してくる。その成長の裏側には、より良いのをより快適に購入してもらおうとする各社の取り組みがあるのだ。今回はアパレルECの成長に欠かせない5社を取材、各社が描くアパレルECの未来に迫る。
【目次】
・アパレルECの未来 1章~概論:今を知る~
・アパレルECの未来 2章〜メイキップ:オンラインフィッティング編~
(https://goo.gl/PabmX5)
・アパレルECの未来 3章〜エアークローゼット:日常生活で試着編〜
(https://goo.gl/1PbAlN)
・アパレルECの未来 4章〜SHOPLIST:個別接客編〜
(https://ecnomikata.com/ecnews/8797/)
・アパレルECの未来 5章〜ブランドゥール:古着EC編〜
(https://goo.gl/Du27jj)
・アパレルECの未来 6章〜フレックスジャパン:国内生産元編〜
(https://goo.gl/a6PLvY)
ここではまず、EC市場、アパレルEC市場を大きな目線で見ていこうと思う。改めて言うまでもないことだがEC市場は急激に成長しており、今後も益々拡大していくことが予測されている。
ECサイトでの販売が本格化したのは、楽天市場が始まった1997年頃からだろう。2000年にはAmazon.co.jpが開始され、それ以後、急速に成長を続けている。具体的な数字で見ると2005年のEC市場は市場規模、約3.4兆円・EC化率約1.0%だったが、2014年には市場規模、約13兆円・EC化率4.3%まで成長、2020年には約20兆円規模になると予測されている。
※参照:経済産業省「平成26年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」
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