Amazon以外の注文も自動出荷!Yahoo!出店で売上アップへ

福島 れい [PR]

株式会社Webの匠 代表取締役 田渕 健悟氏

 ネットショップの運営において手間がかかる作業はいくつもあるが、なかでも「注文を受けてから商品を発送するまで」の作業に負担を感じている方が多いのではないだろうか?今回取材したのは、注文から発送までの面倒な作業を”自動化”する「SHIPPInno(シッピーノ)」。今回、新たにYahoo!ショッピングとの連携を実現したのを受け、「シッピーノ」を活用した事業拡大について株式会社Webの匠 代表取締役 田渕 健悟氏に伺った。

楽天・Yahoo!・独ドメの出荷もFBAから自動出荷「シッピーノ」

 本来、ネットショップは注文を受けた後、サンクスメールを送ったり、伝票や納品書を作成、梱包を行い、それを配送業者に引き渡して、伝票番号を入力してという一連の流れが各商品ごとに必要だ。こうした作業は単純でありながら、非常に負担がかかる作業であることは言うまでもないだろう。「シッピーノ」 はFBA(Fullfillment by Amazon)マルチチャネルサービス を活用し出荷作業を自動化、24時間365日、最短10分で自動出荷できるサービスだ。

 通常、FBAが自動化できるのは、Amazonマーケットプレイスからの注文のみ。それ以外の楽天市場やYahoo!ショッピング、EC-CUBEで構築された独自ドメインサイトからの注文には、FBAマルチチャネルサービスを活用し、出品管理ツールからの出荷依頼が必要だ。もちろんそれだけでも十分簡単なのだが、「シッピーノ」はこの出荷依頼を自動化し、注文を受けた以降の作業が一切不要になる。

 つまりAmazonマーケットプレイスに出品、FBAから出荷という出荷に関して最も手間のかからないスタイルを維持しながらも、Yahoo!ショッピングや楽天市場に出店、多店舗展開によって販売機会を広げることができるのだ。

Amazonの次はYahoo!ショッピング!多店舗展開で売上アップへ

 今月、「シッピーノ」はYahoo!ショッピングと連携し、Yahoo!ショッピングからの注文もFBAマルチチャネルから自動出荷できるようになった。これを受け、田渕さんは「これまでAmazonマーケットプレイスのみで販売してきた方にとって、Yahoo!ショッピングに出店し、売上拡大を図るチャンスです。」と話す。

 一般に多店舗展開をすると、商品がより多くのお客様の目に触れるため、売上は上がると言われている。しかし利益を出すには、出店コストや多店舗展開によって増える作業に対応できる環境を整える必要があり、Amazonマーケットプレイスのみで販売してきた方 にとっては、そう簡単に始められるものではなかったのだ。

 そんな中、田渕さんがYahoo!ショッピングでの販売拡大を勧めるのは、その出店ハードルの低さからだという。ご存知のことかと思うが、Yahoo!ショッピングは出店料、販売手数料が不要だ。そこに「シッピーノ」を利用して出荷を自動化すれば、負担を最小限に抑える形で多店舗展開が実現、販売機会を増やすことができる。

 「Amazonマーケットプレイスに出品し、FBAを活用している方には小規模なEC事業者や個人事業主も少なくない。もっと手を広げたいと思っていても、 出荷作業の負担を懸念して、足踏みされている場合が多いのです。」と田渕さんは説明する。今回、「シッピーノ」がYahoo!ショッピングと連携したのも、こうした小規模な事業者の声を反映してのことなのだ。

 こうした配慮は、利用料金の面でも反映されており、これまでは楽天市場やネクストエンジンを利用して多店舗展開をしている事業者向けに、最低価格を月額1万円~に設定していた。今回はそれに加え、Yahoo!ショッピングに出店する事業者向けのプランとして、月額5900円~のプランを新設。売上が少額でも利用しやすいよう体制を整えた。

シッピーノ導入で月間150万円のコストカットが実現

 ここで「シッピーノ」を利用すると日常の業務にどのような変化が出るのか、月間150万円分のコストカットが実現した店舗の事例をご紹介したい。

 この店舗は月商1億円規模で、その出荷件数は月間数百件にのぼるのだという。月間数百件の出荷をこなすには、7人のスタッフがかかりきりになって作業する必要があったのだ。しかし、「シッピーノ」を導入したことで、出荷作業は大幅に削減され、スタッフ1名がイレギュラー対応をするだけに。つまり出荷スタッフ6人分の人件費、月間150万円を削減できたというわけだ。

 また、週明けの月曜日は、土日に受けた注文の出荷処理に追われていたが、「シッピーノ」では休日や深夜の出荷もFBAから自動出荷。Amazonの配送クオリティを導入でき、顧客満足度も向上したという。

 このように、人手を使わずに大量の出荷にスピーディーに対応できるのが、「シッピーノ」の最大の魅力だ。導入店舗は、先にご紹介した店舗にとどまらず、すでに350店舗、継続率は9割を超え、100万件以上の出荷実績を誇っている。

 EC店舗を運営する上で避けることのできない出荷作業。これをいかに効率よく、コストを抑えて対応できるかどうかがEC店舗の成長を左右すると言っても過言ではないだろう。現状出荷に課題を抱えている、売上が伸び悩んでいる、出店先拡大を検討している方は、「出荷」という視点から、日常業務を見直してみるのはいかがだろうか?その時、必ず「シッピーノ」が力になってくれるはずだ。


記者プロフィール

福島 れい

ECのミカタ編集部に所属するバドミントンと和服、旅好きの記者、通称れーちゃん。ミニ特集「アパレルECの未来(https://goo.gl/uFvr2C)」等、これからEC業界がどんな風に発展していくのか。に注目しながら執筆しています。2017年の執筆テーマは、”私にしか書けない記事をタイムリーに”。

福島 れい の執筆記事