越境EC優位のオープンソース「Magento」で世界へ

ECのミカタ編集部 [PR]

magento ベリテワークス株式会社 CTO 西 宏和氏

世界25万サイト以上で利用されているオープンソースECプラットフォーム「Magento(マジェント)」。日本国内に限らない、ECの世界標準に対応したその機能は越境ECを考えるなら見過ごせない存在だ。そんなMagentoについて、MagentoによるECサイト構築から保守運用、カスタマイズなどを手がける、ベリテワークス株式会社 CTO 西 宏和氏にお話を伺った。また11月22日(火)に開催される、Magentoを利用した効果的なEC運用を学べるイベント「Meet Magento 2016 Japan」の詳細情報もお伝えする。

越境ECなら「Magento」、ご存知ですか?

 「Magento(マジェント)」とは、Magento Commerce, Inc.(旧Varien・本社アメリカ合衆国)が開発したオープンソースECプラットフォームだ。2008年3月に正式リリースされ、2011年にMagento Commerce, Inc.は買収によりイーベイの傘下に入ったが、2015年11月に再独立を果たした。

 Magentoの大きな特徴が、越境ECを始め、海外でのEC事業展開に向いているという点だ。

「世界的に見ると、Magentoは北米やヨーロッパで評価が高いオープンソースECプラットフォームです。それはつまり、国や地域をまたぐ取引に対応しやすいということなんです。多言語対応、多通貨対応はもちろん、海外の複雑な税率にも対応しています。例えばアメリカでは、州によっても品目によっても税率が違います。また、配送料の変動に関しても、Magentoは各社の配送サービスから動的に料率を取ってくることができるので、手間をかけずに対応できます」と西氏。

 海外展開をする際に考えなければいけない、言語や通貨、配送。それに加え意外と盲点になりがちなのが、個人情報の取り扱いについてだという。

「北米やヨーロッパでは、電子商取引に関する個人情報保護の規制は日本よりも厳しく定められています。この点を理解していないと、例えば日本企業が海外にサーバを設置して、自社のサーバなのに顧客情報を取得できないといったことも起こってしまいます。Magentoはそういった、北米やヨーロッパの基準にも適合できるシステムとなっています」。

 このような点が評価され、Magentoは現在、世界25万サイト以上で利用されており(2015年10月時点)、日本においても、ベリテワークスが把握しているだけでも2,000サイト程で利用されているという。日本国内で実績のあるオープンソースのECプラットフォームで、最新の情勢に対応しており、海外展開にも利用できるものとなると、Magentoが一番の存在だそうだ。

「Magento」利用をワンストップでサポート

 日本国内で利用する際のMagentoの弱点として、リソースが英語でしか出ていないこと、日本に限って言えば他にも有名なオープンソースECプラットフォームがある中で、一見、導入や運用の仕方が分りにくいという点が挙げられることはある。それをサポート、解決するのがベリテワークスだ。

「小規模なEC運営の経験がある方で、プラットフォームの乗り換えを検討されている方や、多言語対応など海外対応をしたいが既存のサービスには不満がある方には、Magentoの導入をおすすめしたいです。Magentoは世界的に有名なプラットフォームなので、外資系の企業で本部からの指示でMagentoを導入しなければいけなくなったが、その扱いがよく分からないといった話も珍しくありません。そういった場合はぜひ弊社にご相談いただきたいと思います」。

 Magentoについて、西氏は正式リリース前のβ版から注目しており、ECサイト構築、運用運用、技術サポートなど、Magentoに特化した他社には真似のできない知見・経験がある。そのためMagentoの長所を損なわない、将来にわたるアップデートやカスタマイズや、データのバックアップやサーバの負荷監視、トラブル発生時の迅速な対応、ECサイトを効果的に運用できるような様々なサポートが可能だ。

 拡張機能の提供とテクニカルサポートの片方だけ、一部だけを行う企業は他にもあるが、日本国内でこれら全てにワンストップで対応できる企業はベリテワークスのみと言える。さらにスタッフは全員英語での作業、やり取りが可能で、常に最新の情報を取得しているため、素早い対応を行うことが可能だ。英語サイトの校正なども対応できるという。

 こういった点を評価され、2016年、ベリテワークス CTOである西氏は、Magento本社から世界で8人しかいないMagento Master:Makersに任命されている。

 ベリテワークスのサポートのもと、Magentoを利用しているEC事業者は、従業員数5名未満の小規模な企業から、大手有名企業まで様々だ。小規模であっても標準のプラットフォームに則って売上を上げることができる一方、大企業の求める様々なカスタマイズにも対応できる。通常の商品、販売形態はもちろん、少し変わったところでは、楽譜の販売やアクセサリーのレンタルなどを行うサイトもある。

さらに機能向上、CRMも。イベント参加で全て分かる!

 今後の展開として、これまでの取り組みを継続することはもちろん、Magento1からMagento2への移行や、これまでやや弱かった顧客データの分析、CRMに特化した「OroCRM(オロシーアールエム)」との連携を進めていくという。OroCRMは、Magento1の創業メンバーが開発したシステムであるため、Magentoとの相性も良く、お互いに補完し合えるサービスとなっているそうだ。さらに、BtoBへの展開も予定しているとのことだ。

 そして、Magentoについてもっと詳しく知りたい、世界の最新EC事情を知りたいという方向けに、11月22日(火)、ベリテワークスが開催するイベント「Meet Magento 2016 Japan」がある。Magentoを利用したECサイトに特化して、ただ情報を提供するだけでなく、それを実践したらどうなるかということまで詳しく知ることができる。このイベントに参加するメリットについて、西氏は以下のように話している。

「求めているものに対して、正しい人に会って、知識と経験を共有することが重要だと思います。セッションに参加していただくことはもちろんのこと、出展者、参加者と、色々な人と交流して、新しい気づきを得ていただければと思います。これだけの情報を一箇所にまとめた場というのは他にはありませんし、Magento本社の人間が来るのも年に1回、ここだけです。また、ECに関するセキュリティを知りたいという方に向けても役立つ場になるかと思います」。

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