FBAと同等の運用を低コストで実現!田渕社長が語る「マケプレプライム」の活用

利根川 舞 [PR]

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「フルフィルメント by Amazon(以下、FBA)」と同様にプライム対象商品として商品を販売できる「マケプレプライム」。このマケプレプライムの利用にはいくつかの配送基準を満たす必要があり、セラーで処理する業務が増えることとなる。この「マケプレプライム」で発生する業務を完全自動化する新サービス「マケプレプライム商品向け出荷作業自動化サービス」についてシッピーノ株式会社 代表取締役 田渕健悟氏に話を伺った。

FBAの値上げ。利用者の選択肢はFBAの継続or断念だけなのか?

先日、「フルフィルメント by Amazon(以下、FBA)」の料金改定が発表されました。実質の料金値上げということですからFBAの利便性を取るのか、それとも利益率を考えFBAを断念するのか、改めて検討するセラー様も少なくないと思います。

しかし、FBAを利用するメリットは大きく、Amazonの倉庫に商品を納品さえすれば、あとは自動で発送されますから業務を効率化できますし、商品ページにはプライムマークが表示されます。プライムマークが表示された商品は、表示される前と比べて売上が1.3倍ほどアップしたという話もありますから、できればFBAを利用したいと考えるセラー様は多いと思います。

その一方で、そもそもFBAを利用できない商品もあります。例えば、常温管理ができない商品やサイズの問題で保管ができない商品です。そこで、Amazonは2016年10月に「マケプレプライム」という配送プログラムをスタートさせました。

マケプレプライムはFBA利用するセラー様ではなくてもFBAを利用していなくても、プライムマークがつきます。よって、FBA利用時と同様に売上が上がることもあるのです。セラー様に認知はされているものの、業界全体としてみるとまだまだ浸透しきれていないというのが現状です。というのも、マケプレプライムを維持するためには3つの配送品質基準を満たす必要があるため、ハードルが高くなっているのです。3つの配送品質基準については次のようなものがあります。


【対象商品出荷における配送品質基準】
① 追跡可能率:94%以上
  Amazonにて追跡することができた配送数の割合

② 期日内配送率:96%以上
  注文のお届け予定日までに配送が完了した配送数の割合

③ 出荷前キャンセル率:1.0%未満
  出荷通知の送信前に出品者がキャンセルした注文数の割合

追跡可能にするためには、セラー様は物流倉庫への出荷指示を送り、その後Amazonへも配送情報を登録しなければならず、手間がかかります。また、倉庫にある実在庫とAmazon上の理論在庫のズレを発生させないなど、倉庫様との協力も必要になります。

そこで、マケプレプライムをより簡単に活用するために、弊社の出荷業務を完全自動化するサービス『シッピーノ』を活用できないかと考えました。

シッピーノの仕組みを活かし、マケプレプライムも完全自動化が可能に

シッピーノの仕組みを活かし、マケプレプライムも完全自動化が可能に

シッピーノはECサイトで発生する注文を自動的に取り込み、物流システムに自動で出荷指示を行うASP型のシステムです。サービス開始から約2年で600以上のセラー様にご利用いただいています。

今回リリースしたサービスでは、マケプレプライムを利用して販売したい商品を連携倉庫様に納品していただければ、『シッピーノ』を介して注文処理・出荷対応を自動処理します。また、Amazonへの配送情報の登録や在庫表示との同期も、自動で行われるため、FBAを利用するのと同じようにAmazonの店舗運営を行うことができます。

現時点ではサービスを利用できる連携倉庫様はロジザード社の「ロジザード ZERO」を導入している倉庫や出荷情報をCSVで受信できる物流倉庫が対象となっていますが、連携倉庫は順次増やしていますので、お問い合わせをいただければと思います。

効率化と低コストを実現する『マケプレプライム商品向け出荷作業自動化サービス』

効率化と低コストを実現する『マケプレプライム商品向け出荷作業自動化サービス』

マケプレプライムを検討している方のお話を聞くと、FBAをやめてしまうと売上が下がるのではないかという不安をお持ちの方が多数いらっしゃいます。例えばですが、すでにマケプレプライムの運用をされている弊社のお客様の中には、まずは特定の商品に絞ってマケプレプライムを導入し、売上に影響しないことを確認してから、徐々に他の商品もマケプレプライムへと移行されていました。

全商品をFBA以外の外部倉庫に委托してマケプレプライムを運用されていますが、売上にも影響せず、物流コストも抑えられた上に運用もFBAと同様に自動化が実現できたというお声を頂いています。つまり、一気に移行するのではなく、売上などの様子を見ながらの移行も可能ですので、ご安心いただければと思います。

昨今の宅配クライシスの影響で、配送料金の値上げだけでなく、荷物の受付締切時間が早くなっています。それを受けて、ピッキング開始時刻を前倒しにされる倉庫様も増えていますが、そのためには出荷指示を送る時間も前倒しになるため、セラー様の負担も増えることになります。弊社サービスをご利用いただくことで、そういった業務改善にもつながると考えています。セラー様には広告施策や商品企画など、セラー様ご自身でしかできない販促施策などに注力していただければと思います。

マケプレプライムの利用を検討されている方、またFBAからマケプレプライムへの移行をお考えの方は是非一度お問い合わせください。


記者プロフィール

利根川 舞

ECのミカタ 副編集長

ロックが好きで週末はライブハウスやフェス会場に出現します。
一番好きなバンドはACIDMAN、一番好きなフェスは京都大作戦。

ECを活用した地方創生に注目しています!
EC業界を発展させることをミッションに、様々な情報を発信していきます。

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