物流倉庫一筋60年。経験を基にカスタマイズしたサービス&倉庫を提供。 「荷主とともに歩む」倉庫とは

野中 真規子 [PR]

丸中運輸倉庫株式会社 中根裕氏

東京は茅場町。隅田川の近くで60年にわたり、BtoBの物流を支えてきた丸中運輸倉庫株式会社が、長年培ってきた物流ノウハウを生かし、このたびEC事業へ参入する。物流に必要な商品の搬入、保管、搬出、WMSや多店舗の一元管理などの必要事項について、豊富な知見をもとに提案できるため、初めて物流アウトソーシングする企業やスタートアップの企業でも安心だ。サービスに関する詳しいお話を担当の中根裕氏に伺った。

荷主が気づかない改善点にも着目しながら、最善の物流を提供

―― 御社が手掛けてきた業務を教えて下さい。

倉庫管理、出荷業務において、さまざまな企業様の商材を扱ってきました。現在の荷主様とは60年のお付き合いになります。現在、倉庫はその企業様とのお付き合いが始まった当時の物量や業務のしやすさに基づいて構築されており、昔ながらのシンプルな作りとなっています。

立地は首都高速に近く、コンテナでの納品もあり、大型資材などにも対応してきました。中でも特に多く扱っていた商品は樹脂系のバルブなどのBtoB商材で、その数は2000種類を超えており、搬入から搬出まで一貫して手掛けてきた実績があります。

――1社と60年もお付き合いができた強さはどこにあるのでしょうか。

荷主様が気づかない改善点に気づいてあげられたことだと思います。日々出荷業務を行う中で、もっと出荷ミスを抑える、時間短縮する、管理を楽にするためにはどうしたらよいかを考え、積極的に施策を展開してまいりました。特に倉庫のカスタマイズが柔軟にできる点はほかにはないと自負しております。

弊社では、物流倉庫はただ商品を保管して配送するだけが仕事ではないと考えています。それ故、企業様の“こんな商品や商材をいれたい”というリクエストに対して現在の倉庫環境で対応できない場合は改良を検討します。例えば、商材のサイズに棚を合わせるのはもちろん、動きやすさ、ピッキングのしやすさなども加味した、いわばカスタマイズ倉庫ですね。こうした工夫のすべては誤送を防ぐことにもつながります。

出荷時のチェックは品名による確認のほかに品番確認等、複数の視点からのチェックを二重に対応することで、今まで誤送はほぼありません。また路線便であれば、翌日出荷のため遅くとも15時締めで作業をするのが一般的だと思いますが、当社では締め時間にも柔軟に対応できます。こうした小回りが利くことも、大手物流会社には負けずともメリットだと思います。

汎用性の高い独自システムで、在庫・出荷状況を一元管理

――初の試みとなるBtoCですが、EC事業者に対してどのように貢献することが必要とお考えでしょうか。

荷主様がBtoBからBtoCに変わったとしても、弊社の「お客様と共に歩む」というスタンスは変わりません。ただ、個人にお届けするという変化がありますので、逆の立場で考え、今まで以上に「見せる荷物」を意識し、箱の外観やテープの貼り方は当たり前に、より一層保管方法や配送方法などに気を配り対応をしたいと考えております。

ECにおいては、いかに事業者様が安心して本業の販売に力を入れられるか、これが一番大切だと考えております。そのためには、物流業務全般を1社にアウトソースし、在庫や出荷の状況を一元管理することが有効です。一連の流れを“見える化“することでき、管理が煩雑にならないようにできます。逆に、一貫して行うことで、どこに時間がかかっていたのか、どこをより改善できるかを見直すこともできます。

そのために弊社では、これらの状況を共有できるシステムが必要だと考えています。私がもともとIT企業でシステムエンジニアやプロジェクトマネージャーとして仕事をしていたこともあり、60年お付き合いしていた事業者様には、2,000種類以上の商材の帳簿をつけるだけでなく、伝票・送付状管理をするためのシステムも構築していました。

現在はそのノウハウを汎用的に使えるように整えておりますので、希望される事業者様で、WMSを使わない場合も独自システムのご提供が可能です。もちろん、WMSを使う場合はご希望のものに対応させていただくか、弊社の方からも最適なものをご提案させていただきます。

・スタートアップ企業や個人事業主でも。共に歩み成長していきたい

・スタートアップ企業や個人事業主でも。共に歩み成長していきたい

――御社と親和性が高いのはどんな企業でしょうか?

既存事業者様のみならず、スタートアップの事業者様に対しても積極的にご協力させていただきたいと考えております。弊社は倉庫の柔軟性が非常に高く、また今まで蓄積してきたBtoBの物流のノウハウを活かしながら、事業者様のニーズに合わせたご提案ができます。

特にスタートアップの事業者様にとって、出荷ミスなどがあると出鼻を挫かれてしまいます。弊社では出荷時の確認はバーコードだけでなく、目視でのダブルチェックもいたしますので安心です。

また出荷業務を対応する中で、弊社のほうで改善点などがあればフィードバックさせていただき、より業務を効率化していくためのアドバイスもさせていただきます。

商品サイズについては、小さいものから家具、家電などの大きいものまでご相談ください。長さ4メートルのものを保管するスペースもご用意しています。
BtoB物流を対応してきたからこそ、大きな商材の保管まで出来るのです。


――EC事業者には個人事業主もいますが対応可能でしょうか。

もちろん大歓迎です。それこそ「共に歩む倉庫」としてご利用いただき、一緒に会社を大きくしていくのが目標ですね。個人事業主様ですとどうしても物流のノウハウが少ないとか、倉庫を借りることが難しい場合もあるかと思いますが、そこを当社でカバーできると思います。他の倉庫で対応できないニーズに応えたいと考えています。

現在の荷主様も60年かけて成長されてきたのと同様、今後も規模を問わず、長くお付き合いしながら共に大きく成長していきたいと考えており、そのためにもお互い意見を出し合いながら、最適な運営環境を実現できるようご支援させていただきます。

カスタマイズを考えたい、そんな方にも倉庫の見学を随時受け付け中。

――最後に今後の展望をお願いします。

先にもお話しましたが、「お客様と共に歩む」が弊社のモットーです。荷主様のお話を伺う中で、すぐには出来ないことも中には出てくると思いますが、最初から出来ないと考えてしまっては何も生まれません。荷主様が将来考えている目標に近づくにはどうすればよいかという考えで、可能な限り検討し、ご要望を実現できればと思います。

そのために、例えば倉庫カスタマイズだけでなく、管理の部分なども含めてフレキシブルに対応をさせていただきます。

また現在、IT系企業のワークスペースとして15坪ほどのスペースをお使いいただく案件もあり、監視カメラやセキュリティロックの設置や、空調設備を整えることも検討しています。
倉庫としての機能にこだわらず、事業者様のニーズにお応えしながら、業務全体のコストや手間を省くためのお手伝いが出来ればと考えています。

見学も随時受け付けておりますので、まずは一度お越しください。

――本日はご取材ありがとうございました。非常に柔軟性の高い、丸中運輸倉庫様の物流サービスについてお伺いすることができました。

物流のアウトソースを検討している、特にスタートアップや個人の事業者様は、ぜひお問い合わせください。

丸中運輸倉庫様へのお問合せはこちらから!


記者プロフィール

野中 真規子

ライター。著書(電子書籍)『片付けられない、という「思い込み」をなくして、今すぐ片付けるための本』(ハウスキーピング協会)が好評発売中。ECのミカタにおいては、ECサービスのお話から伝わる本質的なメッセージを受け取り、拡散することが歓びです。

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