楽天=ECだけでなく、マーケティングもDXもOMOも。包括的にメーカーと協働

ECのミカタ編集部 [PR]

楽天グループ株式会社 マーケットプレイス事業 アカウントイノベーションオフィス アシスタントマネージャー 岡本智子氏

マーケティングや販促のDXなど、ECにさまざまなソリューションが求められる昨今、楽天グループ株式会社がメーカー向けソリューションを進化させている。2023年4月には、名だたるナショナルブランドへ提供してきた各種支援をもとに、これまでのソリューションや活用事例を紹介するポータルサイト「楽天メーカーソリューションナビ(※)」を新たに開設。メーカーとの協業促進をにらんだポータルサイトについて、アカウントイノベーションオフィス(以下「AIO」)の岡本智子氏にお伺いした。
https://maker-showroom.rakuten.co.jp/solution/

楽天グループのアセットをフル活用した多様な支援

──「楽天メーカーソリューションナビ」の概要について教えてください。

AIOは、2019年に発足した部署で、主にナショナルブランドを抱えるメーカー様を対象としたマーケティング支援、販促支援、店舗運営支援を行っています。これまでさまざまなメーカー様向けのビジネスを展開してきましたが、提供できるソリューションを発信できる場がなく、問い合わせ先も一般に公開していませんでした。そこでより多くのメーカーの皆様に、楽天が提供できるソリューションや既存クライアント様の活用事例などをお伝えするとともに、各種お問い合わせの受け皿も兼ねたポータルサイト「楽天メーカーソリューションナビ」を開設することになりました。

──展開するソリューションの特徴・強みはどのような点にありますか。

楽天グループでは1億以上の会員基盤を持ち、「楽天市場」をはじめ「楽天ブックス」や「楽天トラベル」、「楽天カード」など、70以上のサービスを展開しています。AIOの強みは、これらのさまざまなアセットを組み合わせることで、クライアントであるメーカー様に対して、販促やマーケティング、DXなどの多様な支援を実施できる点にあります。

また、当部署の特徴として、クライアントのカウンターパートとなる営業担当者と、楽天のビッグデータを活用して分析・戦略を練るプランナーが協働している点が挙げられます。両者が楽天グループの各事業と密に連携を取り、課題を解決できるソリューションを導き出します。

さらに、部署内には「楽天市場」で取り扱うジャンルごとの売上拡大の戦略立案を担うマーケティングのセクションもあり、営業担当者とマーケティング担当者が連携することによって、メーカー様が抱える課題やニーズに応じた施策を企画しています。

社内における他部署との連携においても、互いに目的やゴールなど共通認識を持つことで、グループ横断であっても連携体制が取りやすく、ボトムアップでスピード感のある社風のもと、最適な提案ができる環境も整っています。

(画像提供/楽天グループ株式会社)

ユニリーバ様の新ブランド展開で、認知拡大・商品完売に成功

──これまでの具体的な成功事例について教えてください。

今年日本に新上陸したユニリーバ様のブランド「NEXXUS」の新商品が2023年4月10日(月)に全国発売されるにあたり、ECで先行発売をしたいとご相談をいただきました。アメリカでは62もの賞を受賞した実績のある商品ですが、日本ではまずは商品の認知を獲得する必要があることを踏まえ、「楽天市場」内にブランドページを設け、その中で商品理解を促したうえで購入につなげることをご提案しました。また販売するにあたって、予約販売にすることで、事前の周知とともに、予約期間中の送料無料やクーポン配布などお得に商品を購入できるキャンペーン販促もご実施いただきました。

(画像提供/ユニリーバ・ジャパン)

結果として、楽天週間ランキング「ヘアケア・スタイリング部門」「シャンプー・トリートメント部門」の2部門において1位(※1)を獲得し、目標数量を約1週間で完売できました。さらに、「楽天ランキング」を受賞したことで、実店舗における本発売に向けた商談の後押しになっているとのことで、ユニリーバ様から高いご評価をいただきました。

今後は、ライブコマース「楽天市場ショッピングチャンネル」も活用いただきながら、商品のさらなる認知拡大に貢献できればと思っています。

※1:「楽天市場」で2023年2月13日(月)から2月19日(日)までに集計された週間ランキングで1位を獲得

多様なジャンルに対応可能。実績にもとづく幅広い支援

──「楽天市場」に公式ショップを出店していない場合でも、サービスを受けられるのでしょうか?

「楽天市場」内の公式認定店舗などに商品を卸して販売している企業様や、「楽天市場」内に販売チャネルをお持ちでないメーカー様にも、各種ソリューションをご提案させていただいております。AIOのなかにフルフィルメントサービスを担当する部署もありますので、当社で店舗運営や物流を代行することも可能です。

(画像提供/楽天グループ株式会社)

──新規クライアントへの訴求はどのように行っていますか?

現在は消費財や家電といったカテゴリーのメーカー様との協働がメインとなっています。この領域でより多くの成功事例をつくっていくことはもちろん、積み重ねてきた成功パターンやノウハウをその他のカテゴリーや現在取り組みがないメーカー様にも横展開していく予定です。

クライアントの要望や課題によって、既存のスキームに捉われず、楽天のアセットをフル活用した幅広いソリューションを提供していますので、過去事例にはないジャンルのメーカー様にもご利用いただくことも、もちろん可能です。

昨今はDXの課題を抱えるメーカー様へのご提案も多く承っています。部署名にあるように、「アカウントイノベーション」=お客様にとって新しいものを生み出すこと、が私たちの使命です。コロナ禍でECに関心を持つメーカー様が急増するいまだからこそ、さまざまなジャンルのメーカー様との協業を広げていきたいと考えています。

メーカーのマーケ・販促活動にまず「楽天」が想起される未来を目指して

メーカーのマーケ・販促活動にまず「楽天」が想起される未来を目指して

──AIOでは、そのほかにどのような施策を行っていますか。

楽天というとECのイメージが先立つ方も多いかと思うのですが、当部署ではマーケティングと販促支援においてもその力を発揮しています。AIOでは、「楽天市場」における施策として有名ブランド公式ショップが集結する2日間限定の「Rakuten Brand Day 」や、毎月19日・20日に育児関連のお買い物がお得になる「育児の日」、アルコール商品がお得に購入できる「酒キャンペーン」などの企画も担当しています。

今後もメーカー様に貢献し、お客様にも喜んでいただけるユニークな企画立案に注力していきます。

──最後に、今後目指していくことについて教えてください。

「楽天メーカーソリューションナビ」では、AIOが提供するソリューションを体系立てて紹介することで、より多くのメーカー様との取り組みについて積極的に情報発信できればと思っています。

私たちAIOが目指しているのは、メーカー様の日本国内におけるマーケティングや販促活動に、まず「楽天」が想起される世界をつくっていくことです。現在はECを主軸に活動を展開していますが、最近ではO2O(Online to Offline)やOMO(Online Merges with Offline)の取り組みにも力を入れており成功事例も出ています。

自らの領域を限定することなく、楽天がメーカー様に貢献できることをこれからも発展的に考えていきたいと思っていますので、少しでも関心をお持ちいただいた際にはぜひご相談ください。

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