スタートアップも物流はアウトソーシングするべき コスト・工数減以上のメリットとは

ECのミカタ編集部 [PR]

株式会社はぴロジ セールスチームマネジャー 小川太郎氏

スタートアップを含め、EC事業に参入する事業者は増え続けている。特に新規参入者は、商品保管や配送など物流面に困ることも多い。昨今増加する配送のパッケージサービスは便利なものの、自社に合った価格設定やベストな物流会社を自力で探すのは難しい。こうした課題に応えるのが、全国200の物流会社と提携する株式会社はぴロジだ。いま物流をアウトソースすべき理由とは何か?そのメリットや成長に合わせた対応の必要性ついて、同社セールスチームマネジャーの小川太郎氏に聞いた。

楽しかった発送が負担に……そろそろ物流アウトソーシングを考える時期?

──物流業界から見て、EC立ち上げ期の事業者にはどのような課題があるでしょうか?

カートシステムの利用などでEC事業開始へのハードルは低くなっており、参入事業者は増えています。ただ比較的簡単に始められるとしても、販売開始後に広告・SEO対策やモールごとの施策を回していくのは大変です。同様に、商品の仕入れや保管・発送などに関しても作業時間や物理的スペースの課題にぶつかることが少なくありません。

特に小規模事業者では、発送数が多ければ配送料も安くなる「ボリュームディスカウント」を知らず、郵便局持ち込みなどで工夫している方もいらっしゃいますが、手間もかさみます。Amazonの「FBA」や楽天市場の「楽天スーパーロジ」のようなフルフィルメントサービス(※商品が注文されてからユーザーに届くまでの必要業務全般を、出品者に代わりモールが担当するサービス)を利用する方法もありますが、回転率が高くないとコスト面でのメリットが低かったり、追加で梱包費用がかかったりと課題もあります。そこで検討したいのが、物流のアウトソーシングです。

──物流をアウトソーシングすると、どのようなメリットがありますか?

物流アウトソーシングでは、お客様に合わせて最適な物流倉庫を選ぶことが可能です。物流会社独自だからできる特約料金の適応や、オペレーションを固定することで配送コスト・人件費を抑えられる利点もあります。販売価格を決めるうえで配送コストの把握は重要ですので、EC事業の立ち上げ当初からアウトソースすることをおすすめしています。

ECを立ち上げたばかりの頃は、売れていることを肌身で実感できる発送作業は楽しいかもしれませんが、正直だんだん負担になってきます。その作業を外部委託すれば、コスト削減や出荷作業の負担が減ることはもちろん、マーケティングや営業といったほかの作業に力を注げるようになります。

はぴロジでは、データ取込みから配送まで、物流領域すべてをサポート

パッケージでは届かないところに手が届く。“自社に合わせた物流”の重要性

──貴社が提供する物流アウトソーシングサービスの流れを簡単に教えてください。

商品が売れた後の受注処理や納品書・送り状などの作成、注文情報によるピッキングなど全てを丸ごとお任せいただけます。各ショップとのAPI連携により、物流倉庫にデータを流し、そこから設定したルールにもとづいた梱包・出荷をしていきます。

また、丸ごとではなく「一部のみ」という使い方も可能です。これは当社の仕組みを使って、基本的には自社で出荷をしながら、売れ筋など特定の商品のみをアウトソースする方法です。売れ筋商品を指定するだけで自動取り込み・振り分けがスムーズに実施できることもあって、体感としては特定商品の作業が8割減になるイメージです。全ての商品が売れているわけではない場合は、必要な商品だけをアウトソースするのも手です。

──貴社サービスならではの強みはどのような点にありますか?

当社は全国200の物流会社と提携しており、各EC事業者様の商材やニーズに合わせたコーディネートを行っています。コスト面でもサービス面でも、自社にとってベストなアウトソース先を自分で探すのは非常に大変です。

大量に利用者を集め、一定のルールで運用することで物流業務の効率化を行うパッケージサービスも増えていますが、そもそものコスト感が分からない場合もあると思います。当社では月額や変動費を柔軟に設定し、それぞれの事業者様にとってベストな価格で最適なサービスを提供しています。


──「仲介に入ってもらえばその分コストもかさむのでは……?」と感じる方もいらっしゃるようです。

実は全くその逆で、当社側でビジネスモデルを設計してから物流会社につなぐことで、他社サービスにはないコストの削減を実現しています。また、これまで数多くの実績と信頼を重ねてきた当社だからこそ、倉庫の空き情報や「特別価格」での一時提供などといった情報も常にいち早くキャッチし、お客様にお伝えしています。全国に提携会社があるのでコストを抑えられて、かつ配送までの時間も大きく変わらない「地方」という選択肢をご紹介することもあります。

また、提携するコンサルティング会社や制作会社とタッグを組んで、物流の枠を超えたより包括的なサービスのご提案も可能です。単純なモノ売りでは生き残れなくなっているECの現状を踏まえ、お客様のビジネスモデルに沿ったご提案を行っています。

「はぴロジでは物流会社と強固な連携体制を取っているので、柔軟な対応が可能」と小川氏

成長ステージに合わせて物流を最適化。多様な「応用編」も

──EC事業では、成長に合わせてカートや物流まわりをパワーアップさせていく必要が出てくるかと思いますが、貴社ではどのようなサポート・対応を行っていますか?

当社ではワンストップで成長ステージに合わせた物流最適化を提供しています。具体的にはエコを意識した緩衝材への変更やサイズ、納品書の梱包有無など、事業を続けていくなかで物流面にも変化が生じてくるケースが多々あります。一般的なパッケージサービスでは細やかな個別対応が難しいですが、当社では物流会社と強固な連携体制を取っていますので、柔軟に対応していくことが可能です。また、お客様の競合他社を意識しながら、物流面における改善策を提案するなど、事業者様の成長に寄り添ったサービスを提供することができます。


──成長できるEC事業者の特徴とは、どのようなものでしょうか?

最新情報をすばやくキャッチしてすぐに対応できることが大切だと思います。そこで重要になるのが、「誰と組むか」です。物流を最適な協力会社にアウトソースすることで、重要性の高まるマーケティング領域に注力することは非常に重要だと考えます。

もちろん、効率の高さなどパッケージにも利点はありますので、特定商品において各モールのフルフィルメントサービスなどを利用しつつ、それ以外の商品をパッケージ以外でアウトソースするなど、「良いところ取り」していくのもひとつの方法だと思います。応用編的な使い方も含めさまざまな相談を承っておりますので、ぜひお気軽に一度ご相談ください。

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