「ピックゴー宅配」提供開始でECのラストマイル配送、さらに強化! EC事業者向け配送サービス

ECのミカタ編集部

CBcloud株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:松本隆一、以下:CBcloud)は、提携する株式会社はぴロジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:森憲史、以下:はぴロジ)、トランコム株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役 社長執行役員:神野裕弘、以下:トランコム)と、ECサービス事業者向けの配送サービス「ピックゴー宅配」の提供を10月4日に開始することを発表。

リリースによれば、3社が「アライアンスを深化させることで、荷主企業に対して競争力の高い柔軟な配送サービスを提供し、配送コストの最適化や、エンドユーザーに対するサービスの差別化を実現する」としている。

CBcloud、はぴロジ、トランコムによるラストマイル配送サービス

CBcloud、はぴロジ、トランコムの3社が組んだ「ピックゴー宅配」は、ECサービスを提供する事業者向けのラストマイル配送サービス。発表では「EC事業や通販を行う荷主企業に対して、各社の多様なニーズに向き合い、価格競争力が高く柔軟な配送メニューを提供することにより、持続的な事業成長に伴走するサービス」としている。

CBcloudは、はぴロジと2022年にオープン型ラストマイル配送サービス「コネット便」を共同リリース。また、CBcloudは2023年5月にMagical Move株式会社の100%株式を取得し、EC宅配サービス「Scatch!(スキャッチ)」のサービスを強化。その「コネット便」と「Scatch!」が2023年10月4日付けで「ピックゴー宅配」に統合され、一体運営される。
さらに物流大手トランコムとの連携を強め、幹線輸送力とセンター運営ノウハウを活用。3社で「ピックゴー宅配」をより安定的かつ拡張性の高い配送インフラに成長させていくことを目指すという。

3社それぞれの強みを活かして成長を目指す

3社のリリースによれば、「ピックゴー宅配」は荷主企業とドライバー(物流事業者)にとって、下記のことを実現できるとしている。

《荷主企業》  配送コストの最適化とエンドユーザーの満足度向上
■配送コストの最適化
■物流波動への対応
■多様な受け取りニーズへの対応

《ドライバー(物流事業者)》  多様な働き方を提供、現場の生産性を向上
■多様な働き方
■宅配(運行)現場の生産性向上

物流事業者と荷主をつなぐプラットフォーム「logiec(ロジーク)」と物流システムに関する知見、グループ企業が有する物流拠点ネットワーク力を持つはぴロジ。全国20万台規模の一般貨物車両による中長距離幹線輸送力や物流センター構築運営ノウハウを有するトランコム。そして全国5万人以上の軽貨物ドライバーネットワークを有する「PickGo(ピックゴー)」を運営するCBcloud。3社それぞれの強みを活用した新たな取り組みである「ピックゴー宅配」の展開を、今後も注視していきたい。


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