はぴロジがフルフィルメント支援サービス「Logi-CS」を支援　受注データから出荷指示までを自動化させるシステムを提供

株式会社はぴロジ（以下：はぴロジ）は、図書印刷株式会社（以下：図書印刷）が提供するフルフィルメント支援サービス「Logi-CS」において物流面での協力を実施する。

カスタマーサポートと物流業務をワンストップで支援する

2023年12月21日に図書印刷が提供開始した「Logi-CS」は、ECサイトの運営に伴う受注以降のオーダー管理、顧客管理、発送作業、在庫管理等のカスタマーサポート業務と物流業務をワンストップで支援するものである。

「Logi-CS」の特徴は以下の通り。

◆高セキュリティ体制のコンタクトセンターでの充実したカスタマーサポートを提供
◆出荷業務が自動化でき、出荷業務の負担軽減や作業ミス防止を実現
◆全国200超の拠点から、商材や配送費、保管費、配送先等、様々な条件に合わせて最適な倉庫を提案

「logiec」が「Logi-CS」の物流管理機能として活用

「Logi-CS」において、はぴロジは物流管理機能として以下を提供する。

◆主要なECカート・ECモールの受注データを自動で抽出し、倉庫への出荷指示までを自動化できるOMS（注文管理システム）・WMS（倉庫管理システム）の一体型システムの提供
◆全国200拠点超の多様な特徴（365日出荷対応・冷凍冷蔵品対応など）・実績を持つ倉庫ネットワークの提供

「logiec」が図書印刷の新サービス 「Logi-CS」の物流管理機能として活用されることで、今後は図書印刷が展開するEC事業者向けのサービス開発・運営に貢献するとともに、バックエンド業務効率化に寄与するはずだ。

複雑な顧客対応を簡略化させる

ECサイトの運営業務は、商品企画やサイト制作、マーケティング等のフロント業務と、注文受付、物流倉庫業務、カスタマーサービス等のバックエンド業務に分類される。

人材不足や業務過多が課題としてあげられる中、多様化するニーズに応えるためにシステム化した運用が求められている。しかし、全てをシステムに頼り、完全自動化させることが難しい顧客対応は存在しており、こういったケースは今後ECの普及に伴い一層増加することが考えられるだろう。

今回、はぴロジによる「Logi-CS」への物流支援が実現したことで、対応に追われていた業務の簡略化が実現する。事業者への直接的なサポートだけではなく、倉庫ネットワークを活かした他企業との協力なども検討されている。EC全体の市場活性化に寄与するサービスとして、今後ますます注目を集めるはずだ。