プロ品質のラッピングでギフトECに新たな価値を 「手仕事のぬくもり」が選ばれる理由になる

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ECのミカタ編集部 [PR]

倉庫管理や出荷代行、物流加工を手がける株式会社マルニ・ロジコム。同社はEC事業者向けに、ギフト包装の企画・設計から加工・同梱・発送までを一気通貫でサポートするラッピング・包装代行サービス「つつみ屋工房」を展開している。同サービスは個人・法人を問わず多様なギフトシーンに対応し、2018年には日本橋髙島屋に実店舗をオープン。百貨店品質が求められる場で、確かな評価を得ている。

ギフトのEC販売・購入が一般化し、手軽さや配送スピードが重視される時代だからこそ、手仕事で一つひとつ包まれたギフトは、「品物」であることを越えて、贈られた相手の心に特別な「体験」として残る。今回は同店の店長を務め、ラッピング技術の最高位資格ラッピングマイスターを持つ宮元瑞氏に、「つつみ屋工房」のサービスと、“贈る人の想いをかたちにする”その仕事について話を聞いた。

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日本橋髙島屋に認められたハイクオリティな“包み”の技術

──まずは御社と「つつみ屋工房」の事業概要を教えてください。

マルニ・ロジコムは倉庫管理や発送代行、物流加工を専門とする会社です。物流事業を営む中で、ECの現場から「ラッピングをやりたいけれど人手が足りない」「品質が安定しない」といった悩みを多く耳にしてきました。そこで2013年に立ち上げたのがラッピング代行サービス「つつみ屋工房」で、当社がギフトのラッピングの企画設計から、箱や包装紙、装飾の選定・開発、加工・同梱・発送までをまとめて担う体制を整えました。その取り組みが評価され、2018年に髙島屋様からお声がけいただいて、「つつみ屋工房」日本橋髙島屋S.C.店として実店舗を出店しています。

──日本橋髙島屋の「つつみ屋工房」では、どのようなサービスを展開していますか。

個人向けと法人向けの両方にラッピング・包装サービスを提供しています。店頭では100種類以上のリボンやペーパーの中から、用途や贈る相手に合わせて資材や包み方をご提案し、一点一点丁寧に手作業でラッピングしています。店舗にはラッピングコンシェルジュが常駐し、お客様の想いをかたちにするサポートを行っています。法人向けには、EC事業者様を中心に商品梱包やギフト設計、資材開発、保管、出荷までを一貫して支援しており、ラッピング設計から出荷までを任せられる点が、当店ならではの強みです。

──店頭には素材もさまざまな包装紙やユニークな絵柄のボックスが並んでいますね。近年、ラッピングのトレンドに変化は見られますか。

ギフトラッピングでは、「気持ちやストーリーをどう伝えるか」が以前よりも重視されるようになっています。SNSが普及したことで、見た目や開封した瞬間の“体験価値”が注目され、贈る相手やシーンに合わせたパーソナルなラッピングを求める声が増えています。

また、ECでのギフト需要の拡大に伴い、配送時の安全性や作業効率を考慮し、機能性とデザイン性を両立させるニーズも高まっています。ラッピングは単なる包装ではなく、贈る体験そのものをデザインするものになってきたと感じます。

店頭に並ぶサンプル。和のテイストを感じるラッピングの人気も高いそう

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開封の瞬間までを想像し、仕上がりに妥協しない

──宮元様がラッピングをする際に、大切にしていることを教えてください。

どれだけ数量が多くても、「受け取る人は一人ひとり違う」という前提を忘れないようにしています。ラッピングは単なる作業ではなく、「贈りものをつくる仕事」だと考えています。お客様が相手に伝えたい想いを引き出し、それに添ったかたちで表現することが大切です。

店頭ではお客様との最初のコミュニケーションを重視し、贈る相手の年齢や性別、雰囲気、目的などを伺います。そのうえで、仕上がりにムラが出ないこと、雑に見えないこと、そして開封の瞬間まで想像して仕上げること。こうした点は決して妥協しません。

──贈るお客様と受け取る相手、双方の気持ちに寄り添いながら包んでいくんですね。宮元様の思い出に残っているエピソードがあればお聞かせください。

特に印象的な出来事が2つあります。ひとつは、品物を包みに来られた男性の言葉です。その方は「品物は選べても、自分の手を加えることはできない。でもラッピングなら、相手のことを思いながら包装紙やリボンを自由に選べる」とおっしゃいました。その言葉を聞いて、ラッピングは単なる“仕上げ”ではなく、贈る人がご自身の気持ちを込められる最後の行為なのだと、改めて実感しました。

もうひとつは、小さなお子様への誕生日プレゼントを包みに来られたお母様のお話です。その方は毎回プレゼントをラッピングして贈ることで、お子様が「受け取る体験を通して、思いやりや優しさといった情緒を育んでほしい」と話されました。ラッピングには見た目を整えるだけでなく、気持ちを伝え、心を育む役割もあるのだと強く印象に残っています。

──昨年(2025年)11月には、“包む文化の再設計”をテーマに、新しい商品をリリースされたそうですね。

はい。贈る人が自分の想いを自由に表現できるよう、「再利用」「店頭品質」「選べる体験」の3軸で新シリーズを開発しました。

ひとつ目の『めぐり箱』は、再利用を前提に設計したギフトボックスで、ラッピングマイスターが一点ずつ手作業で仕上げる貼り箱です。「箱がめぐる、想いがめぐる」という二重の意味を込め、使い捨てない贈りものとしてお届けしています。

その『めぐり箱』に、スリーブ状のラッピングを施したのが『Hohh/包(ほう)』です。スリーブを外すと『めぐり箱』として再利用でき、従来の包装紙やラッピング袋に続く“第三の包み”として、越境EC展開も視野に入れた新しい提案になっています。

※新たにスタートした3つ目は、つつみ屋工房 日本橋髙島屋S.C.店の店頭で提供する『巡(めぐる)・想(おもい)・匠(たくみ)』と名付けた3つのラッピングプラン。顧客が内容や所要時間・価格に応じてプランを選ぶことができる

スリーブ構造を採用したギフトボックス『Hohh/包(ほう)』。中身を入れてスリーブを戻すだけで、ラッピングを崩さず美しい仕立てのまま相手に贈ることができる

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ECでも“手仕事の温度”が伝わるプロ品質のラッピングを

──通常の梱包と、御社によるプロのラッピングでは、どのような違いがありますか。

普通の梱包は「商品を無事に届けること」が目的です。一方、プロのラッピングは、受け取る側の気持ちや驚き、喜びまで考えて包むことを大切にしています。同じ品物でも、包み方や資材の選び方、仕上げの丁寧さによって印象は大きく変わり、記憶に残る「体験」を生み出せます。

私たちは、物流現場で無理なく回るオペレーションを前提にしながら、“手仕事の温度”がきちんと伝わる仕上がりを追求しています。実店舗で培ったテクニックや感じたトレンドの変化は、月に一度講習会を行うことで現場にフィードバックし、ECでも店舗品質のラッピングを実現できるよう努めています。リボンのかけ方や紙の折り方など細部にまでこだわり、受け取る方の「体験」を第一に考えています。

──ギフトECのラッピング対応に悩む事業者に向けて、「明日からでも取り組める」改善のヒントをいただけますか。

EC事業者の皆さまにお伝えできるとすれば、梱包を「作業」で終わらせないことです。無事に届けるのはもちろん大前提ですが、受け取ったときにどんな印象が残るか、一度想像してみるだけで工夫のヒントが見えてきます。

すべてを一度に変える必要はなく、例えばテープを丁寧に貼る、折り目をきちんと整える、ギフト用途だけ包み方を工夫するなど、小さな改善から始めるのが現実的です。試行錯誤を重ねることで、そのショップに合ったかたちに育てていけます。まずは「自分が受け取ったらどう感じるか」を考えることが、明日からできる改善の第一歩です。

物流拠点で包む場合も、宮元氏がリボンの結び方や包装紙などのラッピングをデザインし、それを現場スタッフに動画でこまかく伝えて再現することもあるという

──今後の目標や事業展望についてお聞かせください。

今後は、つつみ屋工房のサービスをより多くの方に知っていただくため、店舗展開を広げていきたいと考えています。同時に、ラッピングに携わるスタッフのスキル向上にも力を入れたいです。リボンの長さや結び方、輪の大きさやカットの仕方など細部にまでこだわり、意識して仕上げることで完成度に大きな差が出てきます。

物流・ラッピング・資材開発を連動させて、ただ包んで届けるだけでなく、「贈る体験そのもの」を支える存在でありたいと考えています。効率やスピードを重視する時代だからこそ、想いがきちんと伝わる仕組みを現場から整え、これからも丁寧に育てていきたいです。

株式会社マルニ・ロジコム つつみ屋工房 日本橋髙島屋S.C.店 店長 宮元瑞氏

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