安心・安全な決済システムを 越境ECでもスピーディーに提供

ECのミカタ編集部 [PR]

お客様からの不安が生まれやすい決済まわり。海外の顧客にとってもそれは例外ではない。各国通貨や商習慣の違いといった問題は、お客様だけではなく運営者側にとっても大きな悩みの種だろう。海外からの顧客も安心できる決済システム構築について、ソニーペイメントサービス株式会社の南啓二氏に話を伺った。

2,000万人超の訪日外国人が 日本の商品をリピート買い

インバウンドの流れを受け、2015年は2,000万人超の訪日客が予定されています。特に何度も日本に来られている方達は、定番の観光地から地方までも足を伸ばし、特産品や工芸品といった国産商品に注目しています。

以前より人気が続く化粧品などにも当てはまりますが、品質に安心できる「メイドインジャパン」には大きな信頼が寄せられており、すでにブランドとして確立されているのです。一度日本の商品を気に入れば、帰国後もECを活用して商品を求める。円安の後押しもあり、海外からの日本製品への需要は確実に増えているのです。

国内の価値観は通用しない? 商習慣の違いに備える。

日本の商品が注目を集めているとはいえ、小売業はお客様の立場を考えることが基本で、商材に合わせてどの国にどういったニーズがあるのか調査する必要があります。きちんと国や地域を限定して、そのエリアで流通している通貨で決済する仕組みを構築し、それぞれの国民性に従った対応をする。そうした姿勢が無ければ、誤解やトラブルが生じてしまい、結局はうまくいきません。

弊社のシステムでは、利用可能な通貨の種類は業界随一であり、約150種類の通貨に対応可能です。また、海外のマーケット調査や国やエリアに合わせたマーケティング活動や物流サービス等を提供できるパートナーもご紹介できますので、これらを活かした環境づくりは、顧客満足度の高いECサイトの魅せ方にもつながり、信頼と安心を生む強みとなります。

越境ECにおいては セキュアな環境構築も重要

越境ECにおいては セキュアな環境構築も重要

もちろん、自社の領域拡大に比例して、海外からもシステムへの攻撃を受けることを予想し、セキュリティ面へさらに意識を向けることも重要です。従来の国内ECでは、顧客のカード情報を入力する画面はECサイト側が用意しカード情報もそのまま保管するのが一般的でした。しかし、年々ECサイトへの不正アクセスによる情報漏洩被害が増えているデータもあり、また一方で、内部犯行による被害も発生しています。

弊社では、そういったリスクへの対応の為、カード情報をECサイト側で一切触れさせなくとも、弊社側の画面に入力してもらうことで決済が完結する「三者間決済画面サービス」を提供してきました。もちろん外貨決済サービスにおいても対応していて、カード情報も弊社でお預かりすることが可能です。

さらに、円貨決済でも好評をいただいている「メールリンク決済」というサービスでは、注文のあった顧客に送付するメールに、弊社で用意した決済画面へのURLを載せ、そのリンク先で決済を完了させます。極端な話、メールの環境があれば決済を完了できるので、システムのつなぎこみが不要となり導入が容易です。外貨決済サービス導入のハードルを少しでも下げるため、弊社ではこのようなサービスを他社に先駆けて提供しております。

仮説をもち、早く始める事が 越境進出成功へのカギ

越境進出に向けたセミナーなどに登壇していると、国内のEC事業者様は、自社が進出する前に参考となるモデルケースの模索を続けていると感じます。現時点では、成功事例の数は少なく、そのために越境進出に踏み切れない事業者様が多くおられますが、まずは最低限のリサーチをした上で、テストマーケティングでよいので自ら経験をすることが重要だと考えます。海外ならではのご意見やクレームがありますし、日本では考えられないような習慣に驚く事もあるはずです。自社製品がどの国で売れるのか、どのようなニーズがあるのかを他社に先んじて見極め、実体験をつんだ上で本格展開していくという戦略が、海外マーケット進出を確実なものにしてくれると思います。

越境進出というと中国などに注目が集まりがちですが、いきなり広大な市場に挑むのはリスクが非常に高いので、一部の国や地域に向けて、売れる商材を見極めるテストマーケティングを行い、自社の得意とする商材を販売できるエリアを模索するのです。自社の特性を活かした商品を揃えて越境に望んでいく事業者様に、今後の展望を感じています。

テストマーケティングを行うにあたり、取り扱う商材がどこで売れるかは、訪日された方の反応や無料のリサーチツールでもある程度見極めることができます。進出に向けての仮説、戦略が整っていれば、弊社もそれに合わせた決済サービスをご提供できるので、勝機を逃す前にご相談頂ければと思っています。サービス利用の契約や運用回りは弊社が日本語でサポートし、事業者様への資金決済も日本円で行わせていただきます。

信頼できるブランドによる 決済サービス

ありがたいことに、ソニーは世界的に認知されており、弊社はもともとソニーグループの決済を担当してきた企業です。各グループ企業により寄せられる課題に応えて創り上げてきたクオリティの高いサービスを、一般企業様にも販売しているという背景があり、事業者様がターゲットとする、各国のニーズに応じた決済サービスを作るコネクションや技術力がございます。

国内だけでなく国を越えて決済をする際も、ソニーペイメントサービスが決済を担っているということは世界中の大事なお客様へ安心を提供する手助けにもなるはずです。いち早く世界中へ視点を向け、先行者としての成功を掴みとってください。

<ECのミカタ通信 2015AUTUMN vol.10より抜粋>


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