「SENSY」「IBM Watson」を活用したチャットボット「SENSY bot」のβ版をリリース

人工知能「SENSY」を開発するカラフル・ボード株式会社(以下、カラフル・ボード)は、この度、ソフトバンク株式会社が日本アイ・ビー・エム株式会社と共同で構築・提供するIBM Watsonエコシステムプログラムの初期エコシステムパートナーとして、「IBM Watson日本語版」を活用したチャットボット「SENSY bot」のβ版をリリースいたしました。

※β版はFacebook Messenger上で「東京のレストラン案内」機能を提供しております。
※お申込み制となっております。お申込み頂いた方から、順次公開させていただきます。お申込み多数の場合は抽選となる場合もございますので、ご了承ください。

▼背景
ユーザーの「感性」を学習する1人1台の人工知能のプラットフォーム「SENSY」は、画像・テキスト・味覚物質・行動ログなどのインプットデータを、画像解析、自然言語処理などのディープラーニングにより、ユーザーの嗜好性を解析してきました。

この度、リリースした「SENSY bot」のβ版では、IBM Watson日本語版のAPIの一つであるNLC(Natural Language Classifier、自然言語分類)を利用し、ユーザーの発言や行動から好みを理解していく対話エンジンとして、ユーザー1人1人の好みに合わせたレストランを案内します。
今回リリースのβ版でサービス改善を進め、正式リリースに向けて、更なる機能拡張を目指します。

▼SENSY botとは
ユーザーがチャットを通じて、自分の感性を学習したパーソナルAIを育成できるプラットフォームです。
あなたの嗜好性や、話し方を学び、日々成長していきます。育てたパーソナルAIは、様々なコンテンツを届けてくれたり、相談に乗ってくれます。β版では、Facebook Messenger上で、「東京のレストラン案内」機能をリリース致しました。今後、様々な機能がリリースされる予定です。
SENSYが持つパーソナル感性解析とIBM Watson日本語版のAPIであるNLC(Natural Language Classifier、自然言語分類)を活用することにより、下記のことが実現致します。

1.自分の好みを学習します。
好きな食べ物や、行きつけのレストランなどを覚えさせることで、パーソナルAIがあなたの好みを学習します。

2.SENSY bot に相談します。
食べたいメニューや、場所、シーンなど、自由に話しかけます。
SENSY bot はあなたの味覚や、レストラン選びの視点を踏まえて、ご案内します。

・あなた専用の提案
あなたの好きな食べ物やレストランの選ぶ基準を AI が学習し、あなたとのマッチ度を点数化、ランキング形式で並び替え、オススメポイントと併せて提案します。
・メニューとマップで絞り込み
「この地点周辺で、クラフトビールが飲める店」などを探すことができます。
お店の場所に加えてメニューも知っている、SENSY bot ならではの返答です。
・条件変更も自由自在
お店の場所に加えてメニューも知っている、SENSY bot ならではの返答です。「やっぱり新宿にして」、
「パスタがいいな」など、条件変更にも柔軟に対応します。
・お店のことを詳しく聞きます。
お店の営業時間、設備、場所など詳しい情報は「詳しく」を押すことでわかります。「参考レビュー」 を押すと、レビューを見ることができます。

3.お店が決まったら、「ここにする」で伝えよう
行きたいレストランが見つかったら、「ここにする」ボタンを押しましょう。 フィードバックすることで、
SENSY botが、あなたの好みをまたひとつ覚えます。

4.あなただけのAIを学習させよう
初期設定では、簡単な質問にしか答えられません。
あなたとの会話を通じて、あなたらしい話し方や、言葉を覚えて行きます。
今後、育てていくと、あなたが育てたbotを他人と会話させることも出来るようになります。

IBM Watson は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。

▼SENSYとは ・・・
慶応大発 AI ベンチャー「カラフル・ボード株式会社」が開発するユーザーの「感性」を学習する 1 人 1 台の 人工知能のプラットフォーム。
画像・テキスト・楽曲・動画・味覚物質・行動ログなどのインプットデータを、画像解析、自然言語処理な どのディープラーニングにより、ユーザーの嗜好性を解析する。2014 年 11 月にファッションアプリとして、 「SENSY」をリリース、その後、ファッション分野にて、店頭接客サービス、EC 接客サービス、パーソナライ ズ DM 等、「SENSY」を活用したサービスを展開。2016 年 7 月には「食」の分野でも味覚を解析する人工知能 として、サービスを開始するなど、ライフスタイル全般での「SENSY」の活用を目指す。