店舗独自の電子マネーをカードレスで発行できる【ValueWallet】の提供を開始

モバイル、インターネットサービスを手掛けるネオス株式会社(以下ネオス)と、店舗独自電子マネー発行システムを手掛ける株式会社バリューデザイン(以下バリューデザイン)は、共同開発したスマートフォン決済サービス基盤【ValueWallet】の提供を開始することをお知らせいたします。

日本における電子決済比率はいまだ2割程度(米国は6割程度)と、早期の環境整備が求められています。こうした市況感のなかキャッシュレス社会の実現へ向け、店舗独自の電子マネーを安価な手数料率で手軽に発行できる【ValueWallet】の提供を開始いたしました。(iPhoneはiOS標準アプリのWalletベース、Androidはオリジナルアプリ)

店舗が顧客との関係構築を目指し独自発行する「ハウス電子マネー」はクレジットカードなどに比して、安価な手数料や非与信決済のニーズを背景に急速な普及を見せており、プリペイドカード決済は今後5年で最大2兆円市場への成長が予測されています。

世帯普及率が7割超となったスマートフォンは、Apple PayやAndroid Pay等のサービス開始も影響し、決済ツールとしてもスタンダードの地位を確立しつつあり、ポイントプログラムやCRMを活用した顧客との関係構築を目指す店舗も増加しています。

【ValueWallet】では、従来プラスチックカードだった「ハウス電子マネー」を​モバイルアプリに格納することで携帯性を高めると共に、利用頻度・属性・位置情報等、決済を軸とする顧客体験に合わせたコミュニケーションの活性化を図ります。

O2Oソリューションやスマートフォンアプリ等に数多くの実績を持つネオスと、「ハウス電子マネー」の発行管理で国内最大のシェアを持つバリューデザインは、より良いキャッシュレス社会の実現を目指し、店舗が簡単にアプリを導入でき、気軽にCRMやデータ分析を始められるようなサービスの開発を引き続き行ってまいります。

<バリューデザインについて>
ハウス電子マネーの発行、ギフトカードの発行・ポイントカードの発行などを飲食・流通業を中心に提供しており、導入社数529社、総店舗数50,181店舗(海外含む)は導入社数・店舗数ともに国内最多となります(2016年11月時点)。
また、海外でも中国をはじめとするアジア地域5か国でサービス展開を行っており、今後も同地域を中心に更なる事業拡大を加速するほか、Fintech関連業種との提携によるサービス拡充も視野に入れております。

<ネオスについて>
◆ソリューション事業: アプリケーション・コンテンツ・ウェブにおける総合的な技術、ノウハウを応用して、顧客ニーズに対応したソリューションの提供を行う事業
◆プロダクト&サービス事業: 開発したソフトウェア・システム・コンテンツ等のプロパティをライセンス、ASPサービス、コンシューマー・サービス等を通じて展開する事業

※記載されている社名、製品名、ブランド名、サービス名は、すべて各社の商標または登録商標です。