アプリ業界2016年 世界収益ランキング トップ52社を発表世界ランキング52社中、日本企業は16社がランクイン

アプリ市場データを提供するApp Annieは、この度、2016年通年でのアプリの収益額におけるトップ52社を含む、Top Publisher Awards(トップパブリッシャーアワード)の受賞企業を発表しました。

トップパブリッシャーアワードとは、年間を通してアプリ市場の成長に大きく貢献をしたアプリ提供企業(アプリパブリッシャー)に対してApp Annieから贈られる賞です。『App Annie Intelligence』で提供される収益、ダウンロード、MAUといった指標に基づいて受賞企業は決定されています。この試みは、通年でのアプリ収益額における世界トップ52社をトランプカードに掲載する形で2011年からはじまり、2015年からは表彰式を実施。2016年は収益額以外の新設部門を設ける形で、表彰式を開催いたしました。

2016年は、世界収益部門では、上位52社のうち17社が日本のパブリッシャーで、国としては最多となりました。TOP10にはmixi、LINE、BANDAI NAMCOがランクインし、上位のパブリッシャーは昨年から変わらない強さを示しています。

さらに、日本国内の収益ランキング(非ゲーム)では、コミックアプリ事業が好調の集英社や小学館、音楽ストリーミングアプリのLINE MUSICやAWAなどがランクインするなど、アプリが生活のあらゆる場面に広がっていることが改めて明らかになりました。

ランクインした日本のパブリッシャー一覧
mixi、LINE、BANDAI、NAMCO、GungHo、Online、Entertainment、SQUARE ENIX、Sony、COLOPL、CyberAgent、DeNA、KONAMI、SEGA、SAMMY、NEXON、GREE、gumi Inc.、Marvelous、KLab、Ateam

2016年 日本収益ランキング(非ゲーム)トップ10
収益ランキングでは引き続き好調のLINEが第一位に。さらに、コミックアプリ事業が好調の集英社や小学館、音楽ストリーミングアプリのLINE MUSICやAWAなどがランクイン。

2016年 日本ダウンロードランキングトップ10
ダウンロードランキングで第一位に輝いたYahoo Japanは、ニュース・天気・乗換案内など幅広いポートフォリオが生活者のニーズをつか見ました。

2016年 日本MAUランキングトップ10
食事や料理、カレンダー、天気、乗り換え案内など生活に密着する幅広い分野のアプリがそれぞれ成功をおさめ、アプリが生活のあらゆる場面に浸透していることが明らかになりました。