ファイル共有サービス「Fileforce」が、「WisePoint Shibboleth」とのサービス連携を開始

ファルコンシステムコンサルティング株式会社とファイルフォース株式会社は、ファイルフォースが提供するクラウド型ファイル管理サービス「Fileforce」と、ファルコンSC開発の多彩な認証方式を持つ認証システム「WisePoint Shibboleth」との連携を本日から開始します。
■サービス連携の内容

クラウド型サービス市場の活性化と共に、オフィス内だけに留まらず社外からもクラウド型サービスへ接続させるケースが増えてきています。これにより、従来の社内システムへのリモートアクセスに加えてクラウド型サービスも並行して利用できるようになり、ユーザの社外業務の幅が広がりました。一方で、ユーザはクラウド型サービスと社内システムそれぞれアクセスする度に認証を強いられるため手間がかかり、そのことが、クラウド型サービスが企業利用で浸透されていかない障害のひとつと言われています。

「Fileforce」は、認証連携プロトコルであるSAML(Security Assertion Markup Language)に対応しており、シングルサインオン製品である「WisePoint Shibboleth」との認証連携を、SAML2.0 SP-initiated 方式で動作検証を完了し、本日よりサービス連携を開始します。

今回のサービス連携により、「WisePoint Shibboleth」が持つマトリクスコード認証やワンタイムパスワード認証を用いた多要素認証で、高セキュアな認証システムによるシングルサインオンが実現することで、利用者のログイン時の負荷を軽減しつつ高いセキュアな環境を提供することができます。

■システムの概要

「Fileforce」の利用者は、ログインページにアクセスした際、「WisePoint Shibboleth」の認証ページにリダイレクトされます。利用者は、「WisePoint Shibboleth」の認証画面にユーザID、PWを入力し、次画面に表示されるイメージングマトリクス認証でイメージをクリックして頂きます。認証が成功すると「Fileforce」のトップ画面にアクセスする事が出来ます。
認証がOKとなりましたので、他のクラウドサービスや社内システムへのシングルサインオンが可能となります。

製品をご愛用いただいております全てのお客様に感謝するとともに、「WisePoint Shibboleth」と「Fileforce」をより多くの皆様に活用いただけるよう、今後とも付加価値の向上に努めてまいります。

■ファルコンシステムコンサルティング株式会社について

ファルコンシステムコンサルティング株式会社は、2000年の設立以来、先進のセキュリティ技術とコンサルティング手法に基づき、利便性と安全性を考慮した、認証特化型セキュリティシステムの開発・販売を行っています。2003年4月にリリースしたWeb認証システム「WisePoint」を軸に、RADIUSプロトコル対応「WisePoint Authenticator」など、認証強化ソリューションを展開しています。 詳細はhttp://wisepoint.jp をご参照ください。

■ファイルフォース株式会社について

2001年設立、東京に本社を置くファイルフォースは、あらゆるデバイスから企業におけるファイルを蓄積、保管、整理、管理、追跡、共有などができる高セキュアでスケーラブルなクラウドファイルサービス 「Fileforce」を提供しています。企業で使用するために必要な充実した機能を一つのクラウドサービスでつなぐ「Fileforce」は、企業の生産性・機動性・適応性の向上を支援します。詳細は http://www.fileforce.jp/company/ をご参照ください。