ブレインパッド、「Rtoaster」SDKをリリース

株式会社ブレインパッド(以下ブレインパッド)は、ブレインパッドが開発・提供するレコメンドエンジン搭載プライベートDMP「Rtoaster(アールトースター)」の多彩な機能をスマートフォンアプリに容易に実装できるSDKを、iOS/Androidアプリ向けにリリースいたします。
株式会社ブレインパッド(以下ブレインパッド)は、ブレインパッドが開発・提供するレコメンドエンジン搭載プライベートDMP(*1)「Rtoaster(アールトースター)」の多彩な機能をスマートフォンアプリに容易に実装できるSDK(*2)を、iOS/Androidアプリ向けにリリースいたします。

同時に、Repro(リプロ)株式会社が開発・提供する、動画上のユーザー行動観察ができるアナリティクスツール「Repro」とRtoasterが連携し、利用企業のスマートフォンアプリの成長を支援する多彩な分析機能を拡充することが可能となります。

「Rtoaster」SDKの提供およびReproとのサービス連携開始は、2015年5月上旬を予定しております。


PCからスマートフォンへのシフトが進行している現在、スマートフォンアプリでのレコメンド、メッセージングは重要なマーケティング・アクションとなっています。

このたびの「Rtoaster」SDKの提供により、利用企業は、自社のスマートフォンアプリにおいて、Rtoasterの強力なプライベートDMP機能やレコメンドエンジンなどの豊富な機能を導入負荷なく利用できるようになります。

また、Reproとの連携により、RtoasterのプライベートDMPでユーザー行動データを蓄積し、レコメンドエンジンで機械学習した結果をもとに、スマートフォンアプリ/ウェブサイト/デジタル広告/メールなど、マルチチャネルでの統合したマーケティング・アクションと、アプリ内の高度なユーザー行動分析を容易に実現することができます。


■「Rtoaster」SDKの特徴

1.Rtoasterの豊富な機能を導入負荷なく利用可能
従来、Rtoasterの各種機能をスマートフォンアプリ内で利用するためには、RtoasterのAPIをコールする仕組みをアプリ側に実装する必要がありました。
このたびの「Rtoaster」SDKのリリースにより、iOS/Androidアプリ側で容易にRtoasterの強力なプライベートDMP機能やレコメンドエンジンを利用できるようになります。

2.プッシュ通知でのレコメンド機能
スマートフォンアプリ内でのプッシュ通知(*3)、メッセージ通知がRtoasterの機能として利用可能となります。
メルマガ等の開封率が低下している現在においては、プッシュ通知は非常に重要な代替手段のひとつであると言えます。

スマートフォンアプリ/ウェブサイト/デジタル広告/メールなど、多彩なチャネルから収集したデータを蓄積するRtoasterのプライベートDMPから、統一感のあるメッセージを適切なタイミングで通知することにより、ユーザーのアクティブ率を向上させることが可能です。

3.スマートフォンアプリの成長を支援する多彩な分析機能
「Rtoaster」SDKとReproが連携することにより、Reproがもつ動画でのユーザー行動観察機能や、ファネル分析(*4)、リテンション分析(*5)などの強力なアナリティクス機能を利用することができます。
これにより、従来のアナリティクスツールではわからなかった、実際のユーザー行動に基づくアプリの課題発見や改善方法の検討を行うことが可能となります。


(*1)プライベートDMP (Data Management Platform)とは、企業が自社のさまざまなマーケティングデータや外部データを集約し、活用するために構築するデータ基盤のこと。
(*2)SDK(Software Development Kit)とは、アプリに各種機能を追加していく開発キットのこと。
(*3)プッシュ通知とは、スマートフォンにインストールしたアプリに情報更新が発生した場合に、自動的に情報を通知する機能のこと。
(*4)ファネル分析とは、スマートフォンアプリ利用者の利用開始から終了までの各プロセスの離脱率やその要因を分析する手法のこと。どの画面まで利用し課金につながっているか、ゲームならどのレベルまで到達したかなどがわかる。
(*5)リテンション分析とは、リピート顧客の把握や解約、退会の要因など、顧客との関係維持に役立てるための分析手法のこと。