Amazonで売り上げを上げる方法!11の施策を販売のプロが徹底解説! パート②

  公開日:
最終更新日:

株式会社Cyber-records

「Amazonで売上を伸ばしたい!」そんな声をよく耳にします。
実際、Amazonでの販売は始めやすい反面、売上アップのために何から手をつければよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Amazonで実際に成果を上げている販売者の事例や、データに基づいた具体的な方法をご紹介します。
売上アップの基本的な考え方から、すぐに実践できる具体的なテクニックまで、順を追って説明していきます。

〇この記事で分かること
・Amazonの売上を上げる方法!基本のフレームワーク
・【集客アップ編】Amazonの売上を上げる方法
・【購買率アップ編】Amazonの売上を上げる方法
・【客単価アップ編】Amazonの売上を上げる方法

初心者の方でも理解しやすいよう、それぞれの方法についてステップ・バイ・ステップで解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、あなたのAmazonビジネスに活かしてください。

【購買率アップ編】Amazonの売上を上げる方法

商品ページへの訪問者を購入者へと変えるのが、この章のテーマです。
高評価レビューの獲得方法から、魅力的な商品説明の作り方、そして購入の決め手となる画像の活用方法まで、購買率を高めるための具体的な手法をご紹介します。

・高評価レビューを獲得するための商品説明文の書き方
・購買意欲を高めるA+コンテンツの作成方法
・購入の決め手となるサブ画像の効果的な使い方

これらの施策を組み合わせることで、商品の魅力をより効果的に伝えられるようになるでしょう。

高評価レビューを獲得するための商品説明文の書き方

高評価レビューを獲得するための商品説明文の書き方

商品説明文では、購入者の不安を解消する情報を優先的に掲載します。
サイズや素材といった基本情報は、箇条書きで上部に配置すると読みやすくなるでしょう。

また、「30日間の返品保証付き」といった安心感を与える文言を入れることで、レビュー評価が平均で0.5ポイント上がる傾向にあります。
商品到着後の使い方ガイドを同封すると、「わかりやすい」「親切」といった好意的なレビューが増えるはずです。

購買意欲を高めるA+コンテンツの作成方法

購買意欲を高めるA+コンテンツの作成方法

A+コンテンツでは、画像とテキストの比率を7:3程度に設定すると、閲覧時間が増える傾向があります。

商品の特徴は3~5個に絞り、それぞれを大きな画像と50文字程度の説明文でまとめましょう。
比較表を用いて競合商品との違いを示すと、購買率が上がることも。動画を追加すると、さらに商品理解が深まり、問い合わせの数を半分程度に減らせるかもしれません。

購入の決め手となるサブ画像の効果的な使い方

購入の決め手となるサブ画像の効果的な使い方

サブ画像は、商品の使用シーンを中心に7枚程度用意します。
1枚目はパッケージ全体、2枚目は商品のサイズ感、3枚目以降で使用方法や特徴を紹介するのが基本的な構成といえるでしょう。
人物や手を入れた画像を含めると、サイズ感がわかりやすくなり、返品率を削減できます。

また、商品の細部がわかる接写画像を入れることで、購入者の期待値と実物のギャップを減らせるはずです。

【客単価アップ編】Amazonの売上を上げる方法

一回の注文での購入金額を増やすことは、売上アップの重要な要素です。

ここでは、セット商品の開発から関連商品への誘導まで、客単価を上げるための具体的な方法をお伝えします。

・セット商品開発で成功するためのマーケティング分析
・関連商品への誘導を強化するクロスセル手法

データに基づいた戦略で、着実に収益を伸ばしていきましょう。

セット商品開発で成功するためのマーケティング分析

セット商品は、単品の合計価格から10~15%引きに設定すると、最も売れ行きが良くなると考えられます。
人気の単品を2~3点組み合わせる際は、使用頻度の異なる商品をセットにすると、在庫回転率が上がるでしょう。

また、アンケート調査では、「まとめ買いでお得」という表現よりも、「○○円お得」という具体的な数字の方が、購買意欲を引き出せることがわかっています。

関連商品への誘導を強化するクロスセル手法

関連商品は、メイン商品の価格の30~50%程度の価格帯が最も購入されやすい傾向にあると考えられます。
例えば、3,000円の商品なら、1,000~1,500円の関連商品を提案すると良いでしょう。

また、「よく一緒に購入されている商品」セクションには、相性の良い商品を3点ほど登録します。
消耗品と組み合わせると、定期的な再購入も期待できるはずです。

まとめ:Amazonで継続的に売上を上げるために押さえるべきポイント

まとめ:Amazonで継続的に売上を上げるために押さえるべきポイント

ここまでご紹介した施策は、すべて継続的な運用と改善が重要です。特に大切なのは、毎月のデータ分析です。
売上の推移、広告の費用対効果、そして顧客の購買パターンを把握することで、より効果的な戦略が立てられるでしょう。

また、競合商品のチェックも欠かせません。市場の動向を見ながら、価格や商品構成を柔軟に見直していきましょう。
1日30分でも良いので、定期的にページの改善と分析を行うことで、着実に売上を伸ばすことができるはずです。


著者

株式会社Cyber-records

2008年にGLOBAL EC COMPANY(GEC)として創業し、以来、ECビジネスの啓蒙者として、運営代行、コンサルティング、ブランディングなどに従事。モールおよびマーケットプレイスのEC支援サービスの提供に加え、ふるさと納税事業や越境ECの支援も行う。

https://www.cyber-records.co.jp/
https://www.cyber-records.co.jp/amazon-l

株式会社Cyber-records の執筆記事