【第5弾】若者の”共感”を掴み、拡散力を企業PRに変える。〜ミレニアル世代のSNS利用方法から、プロモーションを考える〜

小林芽久未

スマホリサーチを得意とする株式会社テスティーでは「EC×若者」をキーワードに若年層調査・分析を実施し、若者の意識や消費行動を読み解きます。
日々のサービス運営やマーケティングなどにおいて少しでも読者の皆様のお役に立てたら幸いです。

【TOPICS】
・20代男女の利用SNS
・「LINE」男女ともに半数以上が企業アカウントと友達登録している
・「Twitter」他SNSに比べて企業アカウントの広告に対して寛容
・「Instagram」男女ともに半数以上が”タグ機能”を駆使している
・購入した商品の共有方法は「SNS」。圧倒的支持を得る「Twitter」
・商品の購入検討はフォローしている「友人」や「芸能人」の影響が大きいことが判明

20代男女の利用SNS

まず、20代男女1,020名を対象に利用しているSNSを聞きました。

LINEは男女ともに約8割だったのに対し、Twitterは男女ともに半数程度、Instagramは女性から支持を得ていることがわかりました。

「LINE」男女ともに半数以上が企業アカウントと友達登録している

LINE利用者を対象に、企業アカウントに関して調査しました。

企業アカウントを友達登録していると回答した人は20代男性で50.4%、20代女性で67.1%となりました。

また企業アカウントからのメッセージを確認するかを尋ねると、男女ともに6割以上が「確認する」もしくは「たまに確認する」と回答しました。企業からのメッセージも普段よく利用するツールから届くことで、おおよそ確認されていることがわかりました。

「Twitter」他SNSに比べて企業アカウントの広告に対して寛容

続いて、Twitter利用者を対象に企業アカウントのフォロー状況について調査しました。

その結果、20代男性で43.0%、20代女性で50.9%がフォローをしていると回答。

また、Twitterではタイムライン上にフォローの有無にかかわらず企業広告などが流れることから、こういった広告に対して行うアクションについて聞きました。

Twitter利用者全体においては、「詳細を確認する」と回答した人は20代男性で36.9%、20代女性で45.2%となりました。

対して、企業アカウントをフォローしている人を対象に「フォローしている企業」の投稿に対するアクションを聞いたところ、「詳細を確認する」と回答した人は20代男性で57.3%、20代女性で56.9%となりました。

企業アカウントでも”興味”を持ってフォローしている場合、投稿に対するアクションが活発になる様子が伺える結果となりました。

「Instagram」男女ともに半数以上が”タグ機能”を駆使している

Instagram利用者を対象に、企業アカウントに関して聞きました。

男性に比べて女性の方が積極的にアクションしていることがわかります。

また、欲しい商品を「ハッシュタグ検索」したことがあると回答したInstagram利用者は、20代男性で54.8%、20代女性で67.8%となりました。

Instagramを活用したプロモーション施策として”ハッシュタグ”を投稿につけることは欠かせない要素であると言われていますが、この調査結果を見る限り、その施策は確からしいと言えそうです。

購入した商品の共有方法は「SNS」。圧倒的支持を得る「Twitter」

全員を対象に、商品購入時の共有方法を聞きました。

男女ともに第1位は「SNS」、次いで「口頭」、「ブログ」となりました。

各SNS利用者に、商品購入時に商品写真や情報をアップするか尋ねたところ、男女ともに「Twitter」の利用者が商品購入時の共有を最も行っていることが判明しました。

また、男性では「LINE」のタイムライン、女性では「Instagram」のストーリーやフィードに共有する人が多いという結果となりました。

商品購入の検討はフォローしている「友人」や「芸能人」の影響が大きいことが判明

最後に、SNSの投稿を見て実際の商品購入に至ったことがあるか尋ねました(欲しい商品が決まっている場合を除く)。

「商品を購入したことがある」と回答した人は20代男性で30.4%、20代女性で41.5%となりました。

また、商品購入経験者にSNSの投稿で「最も影響を受けた」人物、アカウントを尋ねたところ、男女ともに第1位は「友人」、第2位は「芸能人」、第3位は「企業ブランド」となりました。自分がフォローしている、かつ近しい人物から影響を受けている様子が伺えました。

考察

自分の身近な人だからこそ、その投稿に対する信頼度や共感度が高く、それが実際の購入につながっていると予想できます。

この結果から、企業や商品のSNSプロモーションは広告や有名人を使った手法だけではなく、SNSにおける若者の拡散力を活かすことも有用であると言えそうです。そのためにも、若者の共感を掴み、共有してくれるようなブランディングが今後ますます重要になってくると考えられます。

今回の調査を通して、20代の女性は全体的にSNSプロモーションに対して積極的にアクションを起こす様子が伺えました。SNSのフィードなども「詳細をみる」確率が高く、全てのSNSにおいて企業アカウントと友達登録やフォローをしている割合が男性に比べて高い傾向にありました。

以上、ミレニアル世代のSNSと広告に関する調査をお送りしました。

著者

小林芽久未 (Megumi Kobayashi)

平成4年生まれ。

株式会社テスティーの広報・ライターを担当。
若年層リサーチに特化したTesTeeにて、調査メディアの運営に携わり
女子高生や女子大生、10〜20代男女を対象に多様なジャンルにて調査を実施。
若年層マーケティングに助力するため、イマドキの若者の実態を発信している。

■企業情報
【株式会社テスティー】https://www.testee.co/

■事業内容
・スマートフォンアンケートアプリの開発・運営
「TesTee(テスティー)」https://www.testee.co/app/
・プログラミング不要のチャット型リサーチツールの開発・運営。
「Fast Sonar(ファストソナー)」https://fastsonar.com/
・若年層を中心としたモバイルネットリサーチ事業の運営
「若年層リサーチ」https://www.testee.co/research/
・10代・20代の若年層へのリサーチ結果を紹介するメディアの運営
「TesTee Lab(テスティーラボ)」https://lab.testee.co/

コメント

コメントを書くには、会員登録が必要です。
既に会員の方はログインしてください。
まだ登録をされていない方は、「新規会員登録」より登録を行ってください。