台湾の30代OLに流行っているもの(前編)
エスプールロジスティクスの陳カク如でございます。
皆様は台湾文化や台湾人の日常生活に興味がありますか?本コラムでは、台湾の30代OLのトレンドと生活について、前編と後編に分けてご紹介させていただきます。
台湾は日本と同様に晩婚化が進んでおり、30代の女性には独身者が多くいます。また、結婚していても、台湾では共働きの傾向が強いので、日本と比べて専業主婦は少ないです。台湾の女性の特徴といえば、自立して、バリバリ仕事をしているイメージを持たれることが多いのですが、それはこのような背景のためかと思われます。
前編では、台湾の30代OLが仕事に疲れたとき、自分へどのようなご褒美をするのか、そのトレンドをご紹介いたします!
1. おいしいご褒美
平日はちょっと贅沢した飲み物やデザートを買います。飲み物はスターバックスのコーヒーが一番人気です。デザートは日本のものが人気です。例えば、LeTAOのケーキ、ZAKUZAKUのクロッカンシュークリーム、Beard PaPa'sのシュークリーム、BAKEのチーズタルト、ラデュレのマカロン、すべて人気です。
上記のデザートはデパ地下や専門店で販売しており、比較的簡単に入手することができます。物価が安い台湾では、外来のデザートはけっして安いとは言えません。首都の台北の場合は、お弁当の値段は約100元(380円)前後です。それに対して、ZAKUZAKUのクロッカンシュークリームはなんと一個88元(335円程)で販売していて、お弁当とほとんど変わらない値段ですが、行列ができるほど大人気です。
出勤日はオフィスで同僚たちと一緒にアフタヌーンティーとしておやつを出前注文します。週1~2回ほど頼むことがあり、おやつの出前は台湾では珍しくないです。
一番人気のアフタヌーンティーはもちろんタピオカミルクティーです。一緒に鶏排(チーパイ)(チキンカツに似たもの)、蛋餅(タンビン)(台湾風卵焼きクレープ、甘くない)なども注文します。台湾人は仕事をしながら、おやつを食べるのが好きです。台湾人にとって、オフィスでおやつを食べることは平日の「小確幸(小さな幸せ)」です。
休日はおしゃれなレストラン(洋食)やカフェに行き、友達と話しながら食事をし、綺麗な写真を撮って、インスタグラムに載せます。台湾には「インスタ映え」という言葉こそないですが、日本と同じように「友達に自慢したい!」という思いからインスタグラムの使用率は非常に高いです。
2. 旅行のご褒美
台湾人は旅行が好きです。台湾は小さく、国内旅行の観光地が少ないので、海外へ旅行する人が多いです。旅行先として一番の人気は、やはり日本です。食べ物が美味しいということ以外にも理由があります。
まず、台湾人は日本の商品が大好きで、台湾で入手できない日本商品を目当てに訪日します。ただ、日本へ旅行をする計画があるときは、あまり周りの人に言いません。なぜなら、日本旅行の計画を知り合いに知られたら、買い物のリクエストが殺到してしまうからです。
そして、日本は四季がはっきりしているので、雪や桜を見ることが台湾人にとっては特別な体験です。なぜなら、台湾では桜や紅葉などはなく、雪は高い山しか降らないためです。
さらに、台湾では大型連休が少ないです。一番長い連休は旧正月ですが、それでも約一週間程度です。韓国や日本のような近隣国なら、三連休を利用すれば、プチ旅行として行くことができるためです。
3. プレゼントのご褒美
仕事でがんばった自分へのご褒美に、プレゼントを買う人も多くいます。高価な化粧品、おしゃれな服や靴を買う女性が多いです。例えば、SUQQUの化粧品、clé de peau beautéのスキンケア品、GIORGIO ARMANIのファンデーション、YSLのリップスティック、threeのチークが人気です。台湾人女性は、流行にとても敏感です。
以上、台湾の30代OLの「自分へのご褒美」についてご紹介させていただきました。こちらを読んで、台湾に興味を持っていただければ嬉しいです。
次回は、台湾の30代OLの生活についてご紹介致します!台湾に興味がある方はぜひ次回の記事もご参考になさってください。
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