転換率向上のカギ!?Amazon出品におけるバリエーションのメリット&デメリット

アグザルファ株式会社

こんにちは!

アグザルファのAmazon専門コンサルタントです。

商品登録が一通り終わり、ほっと一息…。

やっとAmazonで販売できる!と思った皆さん、ちょっと待って下さい!

とにかく商品登録することが先決で、「バリエーション」を組むこと忘れていませんか?

もしくは、正しく組めていますか?

バリエーションは組み方一つで「転換率」を左右する大事なポイントです!

今回はそんなバリエーション組みの重要性を解説いたします!

Amazon出品のバリエーションの組み方についての詳しいお問合せはこちらから
https://bit.ly/2omhn4b

バリエーションって何?

ひとつの商品に対して、白、黒、青、赤のようにカラー展開していたり、S、M、Lのようにサイズ展開がある場合、それぞれ別々で商品ページを作成することも可能ですが、バリエーションを組むことで、1つの商品ページにまとめ、ユーザーがカラーやサイズを探しやすく選択しやすくする効果があります

百聞は一見にしかず!

参考例を見てみましょう。

下記商品ページはバリエーションを組んでいる状態です。

こちらの商品は複数のカラー展開がある商品なので「」の項目でバリエーションを組んでいることがわかります。

Amazonサイト内で、このようにカラーが選択できる商品ページを見たことがあるかと思います。

これが、「バリエーション組み」なのです!

同一商品で複数の「カラー」「サイズ」「形状」などが存在する場合には、バリエーションを組むことができます。
(同シリーズとこじつけて無理やりバリエーションを組むこともできますが…)

続いて、Amazon出品におけるバリエーションを組むメリットについて解説します!

転換率向上に期待!

バリエーションを組むことで、商品ページ上での選択肢が広がるため、商品ページの滞在時間が増えます

現在、購入者の流入が多いとされるスマートフォンから見ても、以前と比べてカラーバリエーションが分かりやすく表示されますので、転換率向上に繋がりやすくなります!

カテゴリーにより表示仕様が異なりますが、検索結果一覧に表示された際に、バリエーションが無い商品との差別化にもなります。

さらに、バリエーション組みを行うことで、各ASINに付随している商品レビューが合算して表示されることも大きな魅力の一つです!

バリエーションを解体することで、商品レビューも解体される仕組みになっています。

この仕組みを利用して上手に訴求できますね!

セッション率向上!

バリエーション内で売上やセッション数の格差がある場合、バリエーション組みを行うことで大きなメリットを得ることができます。

例えば、後発の商品やあまり人気のないカラー商品は、その商品単体で検索結果上位まで育てていくのはとても苦労します…。

そこで!

売れ筋のカラーやサイズの商品と一緒にバリエーションを組むことで、通常の検索では辿り着けなかった検索結果上位へ表示させることが可能となります。

なお、ファッションカテゴリであれば、売り上げランキングを全てのバリエーションで合算させて表記しているので、なるべく多くのサイズ、カラー展開でバリエーションを組むことをおすすめいたします!

バリエーション組みのデメリットは?

これまで、バリエーション組みのメリットをお伝えしてきましたが、デメリットはあるのか?

気になりますよね。

下記の検索結果一覧ページのように、検索結果一覧を同一シリーズ商品で占有できている場合は安易な判断でバリエーション組みを行うことは要注意と言えます。

バリエーションを組むことで転換率は向上するかもしれませんが、検索結果上に表示される商品が一つになってしまいますので、露出(画面占有率)が下がり全体のセッション数が大きく低下します。

このような商品でバリエーションを組みを行うと売上に影響が生じる可能性大です。

このような傾向にある商品はバリエーションを組む前と組んだ後の数値比較を必ず行い効果検証を行ってください!

検索結果一覧に表示される画像も注意!

例えば「赤いバラの花束」と「白いバラの花束」を取り扱っていると想定して一例をご案内します。

「赤バラ」はとても人気商品だが「白バラ」はニーズも少なくなかなか売上が伸びない

そんなとき、「白バラ」の露出を上げるために「赤バラ」の訴求力で「白バラ」の売上を上げるべく、カラーでバリエーション組みを行いたいと考えるかと思います。

しかし、ここに落とし穴が潜んでいるのでご注意を!

「花束」の検索結果一覧ページで、人気商品である「赤バラ」のメイン画像が100%表示されるとは限りません

人気商品なので検索上位に表示されているにも関わらず、ニーズが少ない「白バラのメイン画像が検索結果一覧ページに表示されてしまうことがあるため、クリック率が下がる危険性があります

どういったロジックで検索結果一覧ページにて、どのバリエ―ションのメイン画像が表示されるか?

それは、キーワードの一致率とされていますが、具体的なロジックは公開されておりません

バリエーション組みによって、どのメイン画像が検索結果一覧に表示されるか読めない部分がありますので、ご注意ください。

まとめ

バリエーション組みについてメリット・デメリットのまとめです!

メリット
・商品ページの滞在時間が増える
・転換率向上に繋がる
・売れ筋サイズ、カラーを入口にすることができる
・バリエーションが無い商品との差別化に繋がる


デメリット
・商品ページの離脱率が高くなる
・検索結果一覧の占有ができなくなる
・検索結果時に表示される商品を選ぶことができない



バリエーション組みには、メリットとデメリットの両方ありますが、まずはやってみて検証を行うことが一番重要です。

商品登録しっぱなし…になっている方は、バリエーションを組める商品がないか確認し、試してみてください!

いきなりすべての商品で試すのではなく、一部の商品から試してみてからでも良いかもしれません。

セッション数や転換率、売上の変化を測定し、バリエーション組みをうまく利用してくださいね!

少しでも、本記事が皆様の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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そんなお悩みを抱えていましたら、
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著者

アグザルファ株式会社

【Amazonコンサルティングのパイオニア企業】
アグザルファは、2011年より国内初となるAmazonコンサルティングを開始いたしました。Amazonコンサルティングのパイオニア企業として長年にわたり多くのクライアントの売上拡大を実現してきた確かな実績や知見があります。

【元Amazon社員が設立、Amazon内の受賞実績も多数】
代表は元Amazon社員でAmazon在籍時には入社してから退社に至るまで5期連続のトップセールスを獲得。ベンダーや海外販売のサポートを含め、中小企業から大手企業まで多くのクライアントのサポート実績を持ち、「Amazonランキング大賞」や「Amazonマケプレアワード」、「Amazon.co.jp販売事業者アワード2022」、「Amazon.co.jp販売事業者アワード2023」など数々の賞を受賞しています。

【アグザルファ独自の戦略 "Amazonに最適な施策"】
アグザルファの「Amazon専門コンサルティング」は目先の一時的な売上を追い求めるたけではなく、長期視点で安定した売上最大化を図る戦略を重視し、各カテゴリや商材ごとに"Amazonに最適な施策" を実施しています。弊社独自のAmazonシステム調査やAmazon社との連携を活かした早期の情報反映を含め、多くのクライアントから高い信頼を獲得しています。


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