ルール違反は検索対象外!?Amazon出品メイン画像の画像基準強化はじまるよ

アグザルファ株式会社

こんにちは!
アグザルファのAmazon専門コンサルタントです!

6月1日にセラーセントラルの新着情報に「商品画像基準ポリシー(背景に純粋な白以外の色が使われている画像)についてのお知らせ」が公開されました。

内容としては、「商品画像のメイン画像の背景に純粋な白以外の色が使われている場合、2020年9月30日以降、対象ASINを検索対象外に設定する(ファッションカテゴリー対象)」といったもの。

今回のお知らせは「ファッションカテゴリー対象」とのことですが、そもそもAmazon出品する場合、全カテゴリー共通の商品画像ルールに「メイン画像の背景は純粋な白」が定められています。

これまでも、商品メイン画像が画像基準ポリシーを満たしていない場合、検索対象外に設定されることもありましたが、今回のポリシー強化により、今後ますます商品画像に対しての取り締まりが強化されると考えられます。

長年Amazon出品されている方は過去の商品画像の基準のままアップデートできていない、Amazon出品初心者の方はそもそも基準や禁止事項を把握されていない方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、商品画像基準ポリシーが強化される良いタイミングですので、「商品画像の基準とは?」「どういった画像が適切なの?」といった、Amazon出品における「商品画像の基準・禁止事項・検索対象外になりやすいNG例」について解説していきます!


Amazon内の商品画像の基準の詳細はコチラから!
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商品画像の基準

Amazon出品における商品画像には基準・禁止事項が定められています。

特にメイン画像が基準を満たしていなかったり、規約違反がある場合に「検索対象外」「出品停止」といった措置が取られるケースがあります。

商品画像が要因による「検索対象外」や「出品停止」は基準を理解しておくことで、未然に防止することができますので、一度は目を通しておく必要があります。

ご参考までに、以下を順に理解することで全体を網羅できますよ!

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1) 全カテゴリー共通:商品画像の”基準”を理解(メイン・サブ画像)

2) 全カテゴリー共通:商品メイン画像の”禁止事項”を理解(メイン画像)

3) 商品カテゴリー別:詳細な画像基準を商品登録規約(出品ガイドライン )より確認 (メイン・サブ画像)

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それでは一緒に確認してみましょう!

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1) 全カテゴリー共通:商品画像の”基準”を理解
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まずは全カテゴリー共通の商品画像(メイン・サブ画像)の基準です。
どれもマストで守っていただきたい基準となりますので遵守しましょうね!

よくありがちなのは、自社サイトや楽天などの他モールで使用しているメイン画像をそのままAmazon出品で代用するパターン。

Amazon用のメイン画像を使用して「検索対象外」「出品停止」にならぬよう対策しましょう!

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一般的な商品画像の基準

1:画像は商品を正確に表し、販売対象の商品のみを表示しているものにしてください。

2:商品とそのすべての特徴がはっきりと映っている必要があります。

3:メイン画像の背景は純粋な白を使用してください。純粋な白とは、RGBカラー値が(255, 255, 255)で、Amazonの商品検索画面や商品詳細ペ
ージによく調和します。

4:メイン画像は、実際の商品のプロフェッショナルな写真でなければなりません(グラフィック、イラスト、モックアップ、代替品は許可されていません)。また、商品に同梱されないアクセサリー類、購入者に誤解を与えるようなコーディネート品、商品の一部ではない文字/ロゴ/透かし/挿入画像は使用できません。

5:画像は商品名と一致する必要があります。

6:画像は高さ、幅のいずれかが1,000ピクセル以上必要です。これは、ウェブサイト上でズーム機能を使うための最小サイズです。ズーム機能は販売促進に有効であることが明らかになっています。画像ファイルの最小サイズは、最長辺で500ピクセルです。

7:画像の最長辺は10,000ピクセル以下にする必要があります。

8:使用できるファイル形式は、JPEG(.jpg)、TIFF(.tif)、GIF(.gif)です(サイズが小さいので、処理やアップロードが高速なJPEG形式を推奨します)。

9:GIFアニメーション(.gifs)は、サーバーでサポートされていません。

10:ヌードや性的なものを示唆させるような画像は使用できません。

引用元:Amazon 出品者のヘルプ 商品画像の要件
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2) 全カテゴリー共通:商品画像の”禁止事項”を理解
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次に全カテゴリー共通の商品画像(メイン画像)の禁止事項です。
こちらも同様にマストで守っていただきたい禁止事項となりますので、一読しておきましょう。

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すべての商品カテゴリーでのメイン画像の禁止事項基準

1:商品画像には、Amazonのロゴや商標、およびAmazonのロゴや商標と類似または紛らわしいいかなるバリエーションや修正を含めてはいけません。これには、Amazon、プライム、ALEXA等の用語やAmazonスマイルデザインを伴う文言およびロゴが含まれますが、それに限定されません。

2:商品画像に、Amazonで使用されるマーク、およびマークと類似または紛らわしいいかなるバリエーションや修正を含めてはいけません。これには、「Amazon’s Choice」、「Premium Choice」、「Amazon Alexa」、「Works with Amazon Alexa」、「ベストセラー」、および「トップセラー」などが含まれますが、それに限定されません。詳細については、商標使用ガイドラインを参照してください。

3:ヌードや性的なものを示唆させるような画像。

4:モデルが着用して撮影された子供向けの下着または水着の画像。

5:不鮮明な画像、画素化された画像、端がギザギザに加工された商品画像は使用できません。

6:最長辺の限界寸法において、商品がフレームの85%未満しか映っていない画像。

引用元:Amazon 出品者のヘルプ 商品画像の要件
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3) 商品カテゴリー別:詳細な画像基準を出品ガイドラインより確認
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1)、2)は「全カテゴリー共通」の基準と禁止事項であり、いわゆるベースのようなものです。

3)はさらに詳細な画像基準が「商品カテゴリー別」で定められているといったイメージになります。

例えば、ファッションカテゴリーには「モデル着用または平置き画像、マネキン禁止」のように、カテゴリー特有の基準が定められている場合があります。

「商品カテゴリー別」の画像基準の確認方法は、各カテゴリー別の商品登録規約(出品ガイドライン )より確認することができます。

カテゴリによっては、商品画像について特段詳細な基準を定めていない場合もありますので、その場合は1)、2)のカテゴリー共通である基準と禁止事項に則って画像をご準備ください。

なお、商品画像の基準・禁止事項において、重複または矛盾が発生した場合は、各カテゴリーの商品登録規約(出品ガイドライン)が優先されことになっていますので、出品商品の商品登録規約は一読しておきましょう!

検索対象外になりやすいメイン画像NG例

商品画像の基準や禁止事項が理解できたところで、実際に「検索対象外」「出品停止」 目前ともいえる、メイン画像NG例を紹介していきます!

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【NG例➀】背景が純粋な白以外のメイン画像
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一目瞭然…

背景が純粋な白(RGBカラー値 255, 255, 255)以外のメイン画像を使用。

ファッションカテゴリーであれば、2020年9月30日以降は検索対象外になりアウトです。

ご自身の出品商品を見直していただき、メイン画像背景が原因で検索対象外になっていましたら、背景を純粋な白の画像(白抜き)に差し替えることで再出品可能になリます。

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【NG例➁】テキスト付きメイン画像
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目立たせたい気持ちは分かりますが、こちらもNGです。

「無線充電」「人気」「2020年最新版」といったテキストが商品本体以外に装飾された画像が使用されています。

「一般的な商品画像の基準」において、メイン画像は「販売対象の商品のみを表示」と定めています。

万一、メイン画像にテキストや装飾付きの画像を登録している場合は、テキストや装飾を全て排除し商品のみが写っているメイン画像へ差し替え再登録をしてください。

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【NG例➂】同梱品以外が写っているメイン画像
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一見、これもNG?と思うかもしれませんが、こちらの場合はアクセサリートレイ本体のみが販売対象のため、指輪やネックレスなどのアクセサリーは同梱されません。

メイン画像の基準として、購入者に誤解を与えるようなコーディネート品を表示させることはNGのため、検索対象外に設定される可能性が高いです。

このような場合も、「販売対象の商品のみを表示」させたメイン画像へ変更しましょう!

なお、使用例としてコーディネートされた状態の画像をサブ画像で登録することは問題ありませんので、訴求画像としてご使用ください。

まとめ

今回は「Amazon出品における商品画像の基準」について解説いたしました。

今後もさらに商品画像(特にメイン画像)における取り締まりの強化が図られると考えられます。

Amazon出品における商品画像のルールを理解いただき、Amazon出品用の商品画像を準備することが重要です。

まずはファッションカテゴリー出品の皆さま!
2020年9月30日までに「メイン画像の背景は純白な白」で対策されているかを確認ください!

商品画像が原因による「検索対象外」「出品停止」を極力未然に防ぎ、販売機会損失の期間が発生しないよう運営して参りましょう!

本記事が皆様の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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著者

アグザルファ株式会社

【Amazonコンサルティングのパイオニア企業】
アグザルファは、2011年より国内初となるAmazonコンサルティングを開始いたしました。Amazonコンサルティングのパイオニア企業として長年にわたり多くのクライアントの売上拡大を実現してきた確かな実績や知見があります。

【元Amazon社員が設立、Amazon内の受賞実績も多数】
代表は元Amazon社員でAmazon在籍時には入社してから退社に至るまで5期連続のトップセールスを獲得。ベンダーや海外販売のサポートを含め、中小企業から大手企業まで多くのクライアントのサポート実績を持ち、「Amazonランキング大賞」や「Amazonマケプレアワード」、「Amazon.co.jp販売事業者アワード2022」、「Amazon.co.jp販売事業者アワード2023」など数々の賞を受賞しています。

【アグザルファ独自の戦略 "Amazonに最適な施策"】
アグザルファの「Amazon専門コンサルティング」は目先の一時的な売上を追い求めるたけではなく、長期視点で安定した売上最大化を図る戦略を重視し、各カテゴリや商材ごとに"Amazonに最適な施策" を実施しています。弊社独自のAmazonシステム調査やAmazon社との連携を活かした早期の情報反映を含め、多くのクライアントから高い信頼を獲得しています。


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