【新機能】Amazon「ブランドストーリー」を徹底解説!
(最終更新日:2024/05/30)
こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルを展開しているアグザルファです!
今回もAmazon専門コンサルタントがAmazon出品に役立つ情報をお届けします。
早速ですがAmazon出品者の皆様、商品ページに「ブランド紹介」という項目が追加になったのはご存知でしょうか?
こちらは「ブランドストーリー」と呼ばれ、出品者の商品紹介コンテンツやベンダーのA+の機能の一環で、ブランドの説明や紹介、Q&Aを載せて購入者にブランドをアピールすることができる新たな機能となっています。
まだ機能を使っていない方、知らない方、知っているがどういう構成で作成すれば良いのかわからないという方、たくさんいらっしゃると思います。
そこで今回は、「ブランドストーリー」について徹底解説していきます!
なお、「ブランドストーリー」を活用してみたいけど、心配だなと思った方はコチラから!
⇒ https://bit.ly/2omhn4b
ブランドストーリーとは?
ブランドストーリーとは、商品紹介コンテンツにおける機能の一環で、画像や説明文、Q&Aを利用してブランドに特化して購入者にアピールができる場となり、転換率の向上が図れる施策のひとつです。
商品ページ上の表示は、商品紹介コンテンツやA+が表示されている場所の” 上 “に位置し、「ブランド紹介」として掲載がされます。
商品ページ上での見え方は以下のように表示されます⬇︎
ブランドストーリーは、すでに商品紹介コンテンツやA+を登録済みのASINでも、ブランドストーリーを追加登録することが可能です。
また、ブランドストーリーで使用できるモジュール(型枠のようなもの)の数は、セラー・ベンダー共に19個です。
(※後半でモジュールの種類をご紹介します!最後までお見逃しなく!)
ざっと概要を説明しましたが、続いてはブランドストーリーを作成するメリットについてお話していきます。
ブランドストーリーを作成するメリット
ブランドストーリーを作成するメリットは、「商品ページ内で購入者へブランドの理解を深めてもらうことが可能」ということです。
ブランドストーリーができたことで、Amazonの商品ページ内で購入者に伝えられる情報量が増えました。
しかも、増えたのはブランドに特化した情報を伝える場ですので、出品者側からするとよりアピール力を強化することができます。
今までも商品紹介コンテンツやベンダーのA+内でブランドについて触れることはできましたが、商品についてのアピールポイントの方が重要度が高く、簡単な紹介にとどまっていたのではないでしょうか。
しかし、今回「ブランドストーリー」という項目が増えたことで、商品紹介コンテンツやA+のモジュールを消費せずに、19個という十分なモジュールの数でブランドをアピールすることができます。
また、購入者からしても「ブランドストーリー」ができたことで、商品を購入するときの判断材料が増えたことになります。
Amazonに限りませんがコロナ禍もあってオンラインで商品を販売する事業者が増えているので、より競合との差別化を図っていく必要もでてきます。
そのような中で、商品自体のアピールに加えてブランドのアピールを掛け合わせた訴求も今後さらにポイントになっていくと考えています。
本機能が追加されたということは、Amazon出品で戦っていくにはAmazon内におけるブランディングが今まで以上に必要になっていくと捉えることができるでしょう。
「このブランドが商品を作る想いに共感した」
「開発者の熱意に感動した」
「この商品やブランドが生まれた経緯が、まさに自分がこういう商品を欲しいと思ったきっかけと重なった」
このように商品の品質や価格だけで購入されるのではなく、商品を提供するブランドへの共感がきっかけで商品が選ばれていく機会が今後も増えていくと思います。
したがって、購入者にいかにして「自分事の商品であるか」を伝えることが重要になってくるため、「ブランドストーリー」は出品者にとっても購入者にとっても、メリットの大きい機能といえます!
ブランドストーリーの作成方法
前項までで、「ブランドストーリー」を作成するメリットはご理解いただけたと思います。
さあ、いよいよ作成をしてみましょう!
使用する画像やモジュール、文言でいろんな「ブランドストーリー」を作ることができますので、ご自身のブランドの魅力を最大限アピールできるよう、自由に作成してみてください!
ここでは、基本的な操作方法と必ず登録しなければならないところ、画像のサイズなど、押さえておかなければならないポイントのみ、簡単にご説明いたします。
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①商品紹介コンテンツの作成ページを開く
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在庫>商品紹介コンテンツ管理>商品紹介(Aプラス)コンテンツの作成を開始する
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②「ブランドストーリーを作成」を選択
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③背景画像を設定する
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「背景画像を追加する」>背景画像をアップロードする
【 画像サイズ 】
デスクトップ表示用:1464×625px
モバイル表示用:463×625px
※注意点※
背景画像は、デスクトップ表示用とモバイル表示用の2種類の登録が必須となっています。
片方だけの登録では、画像アップロード画面が閉じないようになっているため、先に進むことができません。
必ず2種類のサイズの画像を用意しておきましょう!
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④ブランドの説明文を入力する ※オプション
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こちらはオプションになるので、入力しなくても「ブランドストーリー」は作成可能です。
背景画像をしっかりと見せたい、モジュールでブランドについて説明するからここでのテキストは不要など、ご自身の作成したい「ブランドストーリー」に合わせて取捨選択をしてください。
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⑤モジュールを追加する
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4種類あるモジュールから好きなものを組み合わせ追加すれば、「ブランドストーリー」は完成です。
※モジュールの種類や使用する画像のサイズなどは、次項でご説明します。
ブランドストーリーで使用できるモジュールの紹介
続いては、「ブランドストーリー」で使用できるモジュールの種類をご紹介します。
前項でも少し触れましたが、「ブランドストーリー」で使用できるモジュールの種類は、現在4種類となっています。
この4種類を組み合わせて、ブランドの魅力を購入者にアピールする形となります。
なお、最初にも申し上げましたが、「ブランドストーリー」は4種類のモジュールを最大で19個追加して作成が可能です。
それでは、4種類のモジュールをご紹介します!
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モジュール1:ブランドカード4つのASIN(商品4つ+ストアURL)
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こちらは、4つの商品のASINと画像+ストアのURLが掲載可能なモジュールです。
【画像サイズ】
166×182px
商品ページ上での見え方は以下となります。
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モジュール2:ブランドカードについて(画像1つ+テキスト)
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こちらは、画像1つ+テキストが掲載可能なモジュールです。
【画像サイズ】
315×145px
商品ページ上での見え方は以下となります。
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モジュール3:ブランドカードに関する質問(3つのQ&A)
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こちらは、Amazonが用意した4つの質問もしくはフリー入力の5つの質問から選び、3つのQ&Aが掲載可能なモジュールです。
商品ページ上での見え方は以下となります。
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モジュール4:ブランドカードメディア資産(背景画像+テキスト)
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こちらは、背景画像+ストアのURLが掲載可能なモジュールです。
【画像サイズ】
362×453px
商品ページ上での見え方は以下となります。
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注意点
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ブランドストーリーに関して、1つ注意事項があります。
それはブランドストーリー機能を使用する場合は「Amazonブランド登録」が必須ということです。
「Amazon ブランド登録」とは、簡単に言うと「Amazonにおけるブランドの保護をサポート」するものです。
ブランド登録には商標の取得が必要ですので、この機会に商標取得をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、「ブランドストーリー」について知らない方、知っていたけれどまだ作成していない方に向けて、簡単に概要と作成方法を説明してきました。
様々な業界でEC化が進んでいる中、購入者が商品を選ぶ基準は多岐にわたっています。
また、EC上の商品が増え続けているため、購入者は数多く存在する商品の中から自分が欲しいと思える商品を選択することができますので、選択肢の中から自社の商品を選んでいただく必要があります。
そこで、今回解説した「ブランドストーリー」は、Amazonサイト内でブランドの魅力を伝えていける場所として活用できます。
ブランドに設定したペルソナ、ブランドが生まれるまでのストーリーなど、ブランド独自の内容をアピールしていきましょう。
伝えたいことを表現することで、一生懸命大切に作り上げた商品が必要な人・求めている人の元に届くようになるのではないでしょうか。
是非「ブランドストーリー」を上手に取り入れて活用してみてください!
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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