【Amazon広告】ついにAmazon外部配信スタート!スポンサーディスプレイ広告の設定方法を解説!
こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!
早速ですが、Amazon出品者の皆様は「Amazonスポンサーディスプレイ広告」は使用されていますか?
Amazon広告の1つである「Amazonスポンサーディスプレイ広告」は、多岐に渡るターゲティングを行うことができ、購入検討層から認知拡大まで幅広い用途で使用できる広告となります。
そんなスポンサーディスプレイ広告ですが、2023年1月にAmazonよりご案内があった通り、新機能として外部サイトへの広告配信がスタートしています!
Amazon内部への広告配信だけでなく、Amazonから飛び出して外部のサイトへも配信されるということで大きな変革とはなりますが、アメリカでは既に実装されており日本のAmazonでもついに実装されたという背景でございます。
しかしながら、新機能がリリースされたものの操作方法や詳しい内容がわからない、、、という方も多くいらっしゃるかと思います。
そこで今回はスポンサーディスプレイ広告の外部配信について、新機能の概要、設定方法を注意点を踏まえて解説していきます!
なお、「Amazon広告&Amazon DSP広告」についてより詳しく聞きたい場合は、
お気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!
⇒ https://bit.ly/2omhn4b
スポンサーディスプレイ広告の外部配信について
2023年1月、Amazonより出品者様宛にメールで下記のような案内がございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
新機能でAmazon以外のオーディエンスにもリーチ可能なスポンサーディスプレイ広告がAmazon以外の他のウェブサイトにも表示されるようになりました。
これにより、Amazon内外両方の掲載枠に広告が表示されるようになり、従来よりも幅広いオーディエンスにリーチを拡大し、ブランドの認知度を高め、商品の検討を促すことが可能になりました。
この新機能により、Amazon上の掲載枠だけでなく、Amazon以外のインターネットのウェブサイトやサードパーティアプリにもスポンサーディスプレイ広告が掲載されます。
広告主様は特に追加の設定をする必要はありません。Amazon内外ともにターゲティング戦略に基づいて自動的に掲載枠が選択され、広告掲載商品の商品詳細ページにトラフィックを誘導できるように最適化されます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
内容を要約すると、
①Amazon以外のインターネットのウェブサイトやサードパーティアプリにも広告表示がされる
②特に追加の設定をする必要はなく、ターゲティング戦略に基づいて自動的に掲載枠が選択される
③既に実施中のキャンペーンも、ターゲティング次第ではAmazon外部への広告配信の対象となる
という新機能についての案内になります。
つまり、設定しているターゲティングによっては、既存のキャンペーンや今後作成するキャンペーンも外部のサイトやアプリに配信される可能性があるとのことです。
そもそも、どのような外部サイトに配信されるのか、気になりますよね…!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
外部配信について
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
外部配信では、Amazonが提携している多岐に渡る外部サイトやアプリに広告が掲載されます。
下記に外部サイトへの広告表示の一例を掲載します。Amazon内部に配信される広告と同様のクリエイティブが配信されていることがわかります。(皆様も一度は目にしたことがあるかもしれません!)
では、外部配信の対象となるキャンペーンの設定方法や概要を見ていきましょう!
スポンサーディスプレイ広告の外部配信に向けた設定方法
具体的にどのような設定をすることで配信の対象になるのか、スポンサーディスプレイ広告設定時の項目ごとにひとつずつ確認していきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
①ターゲティング設定について
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
まず、Amazon外部配信の対象となるのは以下のターゲティングになります。
・オーディエンスターゲティング
(Amazonオーディエンス、閲覧者・購入者のリマーケティング)
・コンテキストターゲティング
(広告対象商品に類似、商品カテゴリ)
※注意点※
コンテキストターゲティングのカテゴリターゲティングにて『ブランド、価格帯、レビュー数、配送』で絞り込みを行う場合は「外部配信の対象外」となります。
また、商品ターゲティングも「外部配信の対象外」となりますので、ご注意ください。
〇対象〇
・オーディエンスターゲティング
・閲覧者、購入者のリマーケティング
・コンテキストターゲティング(広告対象商品に類似/商品カテゴリ)
※商品カテゴリで詳細な絞り込みを行うと対象外になります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
②クリエイティブについて
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
現在のところ外部配信の場合の広告クリエイティブについて、制限はございません。
『ロゴ、見出し、画像、動画』はAmazon内配信と同様に使用ができます。
※一部出品者様で動画を選択した時にエラーが出る事象も確認されておりますので、今後変わる可能性もございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
③入札設定(課金タイプ)について
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
現在のところ、外部配信の場合の入札設定に制限はございません。
すなわち、「クリック課金制(CPC)」「1,000件当たりのビューアブルインプレッション単価」どちらでも対象となります。
※注意点※
①のターゲティング設定を行うことで、自動的にAmazon外部配信の対象となりますので、出品者様が対象となる配信設定をしているキャンペーンでは、既に外部サイトでも配信されている可能性がございます!
対象のターゲティングを設定している商品は、外部サイトへの配信がされている可能性がありますので、これまでと違った広告の動き(急激な広告消化スピードの加速や効率悪化など) にご注意ください。
それでは、最後にAmazon外部配信を今後運用していく際に生じると思われる疑問や、よく頂くご質問をQ&A形式でまとめていますので、下記をご参照ください。
Amazon外部配信についてよくあるご質問
・実際に既存のキャンペーンがAmazon外部配信の対象となっているようだけど、実際に配信されているのか?
・どこで外部サイト配信状況の数値を確認出来るのか?
など、運用するにあたり、様々な疑問が生じる方も多くいらっしゃるかと思います。
そこで、Amazon外部配信の運用について、弊社によくいただく質問や想定される疑問への回答をご紹介させていただきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【Q1】既に外部サイトに配信されているのか確認する方法はありますか。
【A1】現段階では、実際に外部サイトやアプリ上で広告の掲載有無を確認して頂く方法のみとなります。
【Q2】外部配信で掲載されるサイトを教えていただけますか。
【A2】インプレッションが発生し得るサイトの一部は下記となります。(2023年1月時点)
・twitch.tv
・docomo.ne.jp
・ameblo.jp
・nicovideo.jp
・pixiv.net
・msn.com
【Q3】広告管理画面上やレポートでAmazon内・外部ごとのパフォーマンス数値は確認できますか。
【A3】掲載先別では確認できず、ご確認頂けるデータはAmazon内・外部の数値が合算された数値になります。
【Q4】Amazon内に限定、外部サイトに限定など、掲載先毎に絞って設定することはできますか。
【A4】掲載面を分ける配信設定はできず、Amazon内外に配信がされます。
【Q5】基本的に露出される外部サイトやアプリ、表示のされ方はDSP広告と同じですか。
【A5】はい、スポンサーディスプレイ広告の外部配信先や広告表示も、AmazonDSP広告と基本は同じです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
上記でAmazonDSP広告が出てきましたが、Amazon内部、外部サイトに掲載先を分けて、それぞれの数値を確認したいなどの広告配信のご希望がある場合は、AmazonDSP広告が有効な場合があります。
まとめ
Amazon外部配信について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
今回の新機能を使用してAmazon外部にも広告を表示することで、Amazonを離れたユーザーに対して、Amazonへの再訪と購入検討を促すことができます。
また、広く広告が配信されることが見込まれますので、新商品や既存商品の認知を高めることにも期待ができます。
まだ実装されたばかりですので、今後配信設定や確認方法が変更にある可能性もございますが、またアップデートがあった場合は、お知らせしたいと思います。
まずは今回の新機能について理解を深めて頂き、今後のスポンサーディスプレイ広告運用の参考にして頂ければと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
なお、「Amazon広告&Amazon DSP広告」についてより詳しく聞きたい場合は、
お気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!
⇒ https://bit.ly/2omhn4b
Amazonは単に出品しただけでは、売れる商品も簡単には売れません。
“Amazonに最適な施策”を効果的なタイミングで実施することが大切です。
Amazon出品に関するご相談・お悩みがありましたら、
Amazon専門コンサルのパイオニア
アグザルファ株式会社へまずはお気軽にご相談ください!
■クライアント対談インタビュー記事 ( ECのミカタ )
https://ecnomikata.com/original_news/27993/
■「ECのミカタ通信 vol.20」誌面/WEB掲載
– 今までのAmazon、これからのAmazon –
https://ecnomikata.com/original_news/28097/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Amazon出品に関する知識・対策を公開中!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・【簡単解説】 Amazon試着機能「Prime Try Before You Buy(PTBYB)」について
https://ecnomikata.com/column/39138/
・【実践編】バルク操作によるAmazon広告の新規作成方法 [スポンサープロダクト広告]
https://ecnomikata.com/column/39061/
・【2023年最新】Amazon販売手数料とFBA手数料の改定内容まとめ&手数料削減のコツ
https://ecnomikata.com/column/38935/
・【簡単解説】Amazon広告・ストアで使える「クリエイティブアセット」の概要と便利機能4選
https://ecnomikata.com/column/38809/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Amazon出品に関するホワイトペーパー公開中!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・ Amazon出品者必見!【2023年版】Amazon年間イベントカレンダー
https://ecnomikata.com/knowhow/39171/