初心者がEC向けリスティング広告で成果を出すには⑥ ~生産性が上がる便利ツール〜
初心者がEC向けリスティング広告で成果を出すには(全6回)
第4回 〜リマーケティング広告〜
http://ecnomikata.com/ecnews/marketing/7947/
第5回 ~外注が失敗する理由と良い代理店の特徴〜
http://ecnomikata.com/ecnews/marketing/8029/
モネット(株)の藤森です。全6回のこのコラムも今回が最終回ですね。今回は“リスティングの生産性があがる便利なツール” についてです。上手く使えば、リスティング運用の手間が半分~4分の1になります。成果が出るツールと言うより作業を簡単にするツールという方が合ってますね。
1.グーグルクライアントセンター
既存のグーグルアドワーズのアカウントを1カ所に束ねることが出来る、とても便利なツールです。複数のアドワーズアカウントを持っている企業様は必ず取得しておきたいですね。他のアカウントとの紐づけ作業も極めて簡単で、かつ新アカウントを作成することも出来ます。
2.グーグルアドワーズエディター
既存の広告の一括編集やコピーがとても簡単にできるツールです。例えばブランドAのキャンペーンのみ作っておけば、それをコピー・編集してブランドB・C・Dのキャンペーンを数分で作成できます。手作業なら数時間かかる作業が100分の1の時間で終わりますね。
3.キャンペーンエディター
『ヤフープロモーション版アドワーズエディター』 ですね。ほとんど機能は同じですが、以下の相違点があります。
①ディスプレイネットワーク広告(YDN)の編集は出来ない。
②既存の広告・キーワードの編集は出来ない(コピーしてから編集することに)。上手く使いこなしたい機能です。
4.一括変換ツール
上記の3つと違い、一般企業が開発・提供するツールです(ネット上で検索すると出て来ます)。複数ありますが、当社は
『グーグルアドワーズのデータをヤフープロモーション用に変換するもの』
が使いやすいかと思っております。
返還対象のキャンペーンは検索広告キャンペーンで、ディスプレイネットワーク広告のキャンペーンの返還は出来ないですね。
機械を上手く使えば生産性が3~4倍になります。それで浮いた時間を人間しか出来ない部分に費やすのが、良い結果を出すだコツと思います。