メルマガ開封率が劇的アップ!サイト運営に欠かせない常識集

ECのミカタ編集部

メールマガジン(メルマガ)は企業にとって有力なマーケティングツールです。しかし、ECサイト担当者の中には、低迷する開封率に悩み、「どうすればユーザーに届くのか?」「配信数を増やしたのに、なぜ反響がないのか?」と頭を抱えている人もいるのではないでしょうか?時間をかけて作ったメルマガも、開封されなければ意味がありません。そこで、メルマガの開封率を効果的に上げる方法をご紹介します。

そのメルマガ、ホントに読まれていますか?

メルマガの開封率は、全配信数の1割程度と見られています。つまり、ユーザーに届けられたメルマガの9割は一度も開封されないまま放置、削除されているということです。この状況を打開するには、どうすればいいのでしょうか?

●配信時間
ユーザーが自社サイトに特にアクセスしている時間や、購入者が集中している時間を調べ、その時間帯にメルマガを配信するようにしましょう。購入者が少ない時間に送るよりも、確実に開封率が上がります。一般的にはお昼休みの正午から13時と、終業時刻の18時から19時の開封率が高めです。

●配信日
曜日別の開封率については、さまざまなデータがありますが、総合的に見ると、火曜日と金曜日、土曜日がおすすめと考えていいでしょう。
月曜配信が良いとする意見もありますが、特に月曜日の朝は、週末に届いたメールへの対応やミーティングなどに追われている人が多く、メルマガ類はスルーされがちです。著名人の有料メルマガには月曜配信のものが少なくありませんが、それは熱心な読者がお金を出して購読しているからです。そうした必ず読まれることを前提にしたメルマガとECサイトのメルマガは違うと認識しましょう。もし月曜配信にこだわりたいのであれば、やはり少し仕事が落ち着いた正午~13時頃がいいでしょう。

火曜日の開封率の高さについては、月曜日の慌ただしさから一段落するのが理由と見られます。また、金曜日は確かに他のメルマガ配信と重なりがちなのですが、それでも「すべてのメールを処理して、気持ちよく週末を迎えたい」と考える人が多くなると見られ、開封率が上がります。
土曜日は多くの人が休日のため、精神的に余裕ができ、「メルマガでも読んでみるか」という気持ちになりやすく、さらに自社サイトへのアクセスも期待できます。

●配信頻度
毎日追い立てられるように送られてくるメルマガを熱心に読んでくれるユーザーは多くありません。あまりに頻繁に送られると、ユーザーは開封どころか鬱陶しく感じるようになり、それが配信解除につながります。「号外」や「特別なお知らせ」以外は無理に配信頻度を増やそうとせず、週に1回程度にとどめるのが理想です。

開封率向上のカギは「件名」

開封率向上の決め手は件名です。ユーザーの興味や関心を引く件名でなければ、中にどんなに良い情報が書いてあったとしても開封されません。

件名を考える際に最も大事なポイントは、「自分はこのメルマガを開封するだろうか?」という視点を持つことです。どんなに効果的なキーワードを入れたとしても、それがユーザーにとって魅力的なものでなければ意味がありません。

そう考えると、「新商品のお知らせ」と書かれただけの味も素っ気もないものや、逆に「!」や「♪」「☆」のような記号や装飾文字が多用された件名が良くないのは、おわかりいただけると思います。

また、ユーザーが瞬時に判断できるよう、具体的な件名にすることが大切です。
例えば、「必見!春の緊急割引セール開催♪」だけでは、どの商品が何割引になっているのか、さっぱりわかりません。

そうではなく、
「メルマガ会員様限定!春の新作ワンピースが最大39%OFF♪」
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著者

ECのミカタ編集部 (EC no Mikata Editorial department)

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