第3回:自社(本店)ECサイトで売上増加のためにおさえておきたい10のポイント8〜10【全3回】

寺田 昇平

出店者様必見!
「自社(本店)ECサイトで売上増加のためにおさえておきたい10のポイント」を3回にわたって掲載いたします。

アクセスから転換率、単価、リピート施策まで売上増加の基礎をお伝えしていきます!

第1回:自社(本店)ECサイトで売上増加のためにおさえておきたい10のポイント1〜3
https://www.ecnomikata.com/column/9259/

第2回:自社(本店)ECサイトで売上増加のためにおさえておきたい10のポイント4〜7
https://www.ecnomikata.com/column/9261/

point8. リピート売上を増加させて、CVR率増加

point8. リピート売上を増加させて、CVR率増加

新規ユーザーと比較して、リピートユーザーの転換率は非常に高くなる傾向があります。これは、再訪したユーザーの購買意欲があらかじめ非常に高い状態だからであり、このようなリピート顧客の増加がショップ全体の転換率を高めます。

そのため、リピートに繋がりやすい商材を扱っている場合は、ユーザーがリピートする構造をしっかりと作っていくことが重要です。

ショップをオープンして間もない時期は、購入者の多くが新規ユーザーであるため、転換率平均が低く出ますが、運営期間が長くなるにつれてリピートユーザーの割合が増えるため、転換率平均が上がります。

競合店や売上上位のショップの転換率と自社の転換率を比較する際、この分の数値を加味しないと、転換率の伸びしろを見誤り、市場平均値に近い状態であるにもかかわらず、余分な施策を講じてしまうことがあります。

自社の伸びしろをしっかりと判断し、施策の選択と集中を行いましょう。




point9. 客単価増加のキモは送料無料のハードル設定とレコメンド

point9. 客単価増加のキモは送料無料のハードル設定とレコメンド

客単価を増加させるには、送料無料のハードル設定が重要です。
現在の客単価を分析し、送料無料のハードルを少し高めに設定します。

例えば、多くの顧客の購入額が4500円の場合、4600円以上を送料無料に設定するなど、まとめ買いを促し、客単価の増加につなげていきます。




point10. リピート率増加にはリターゲティング広告が有効

point10. リピート率増加にはリターゲティング広告が有効

リターゲティング広告とは、サイトを訪問したユーザーが、その後他のサイトに移動した際、追いかけて表示する広告のことです。

Googleのリターゲティング広告(リマーケ)を使用すれば、「いつ、どのページを訪れたか」という情報を保有し、その情報をもとに配信リスト(ターゲット)を作成することが可能です。

前回購入時から一定期間が過ぎたユーザーに限定してリターゲティング広告を配信することで、ユーザーに再購入を促します。

この際、購入者に限定したセールやクーポン施策をセットで行うと、より効果的です。




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著者

寺田 昇平 (Shohei Terada)

2005年3月、大学在学時に日本製品の海外販売をWebで開始。2007年5月、株式会社サイバーエージェントに入社し、在庫を持たずにネットショップを行うことができるドロップシッピング事業に従事。2007年10月、価格比較サイトECナビでショッピング部門に配属後、2010年1月のモバイルのショッピング周りの事業の責任者となる。2011年10月に株式会社Flesselを設立し、代表取締役に就任。大手携帯キャリアのポイントショッピングモールの構築や運営、大手ECサイト内のコンテンツ制作などを行う。その後、株式会社VOYAGE GROUPにてDSPや広告周りの事業に従事し、2016年1月に株式会社JSコンサルティングの代表取締役に就任。

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