ビートレンド”ハガキDM”で効率的な情報配信を始めよう

ECのミカタ編集部

「betrend スマートDM」オフラインでの情報配信メリットは

 ビートレンド株式会社(以下、ビートレンド)は、7月22日(金)に「betrend スマートDM」をリリースした。ビートレンドは、企業と顧客との継続的なモバイルマーケティングでのコミュニケーションを築くCRMプラットフォーム「betrend」を提供している。

 携帯電話・スマートフォンの普及により、企業から顧客への情報配信手段が多様化する中で、顧客としても自身に合った方法で情報を受け取りたいというニーズが高まっている。しかし、多くの顧客それぞれに対応した情報配信手段を実現する為には、複数のサービスを組み合わせるためにかかる高いコストが懸念されてきた。

 そうした悩みを解決するべく、「betrend」では、従来からメール配信・スマートフォンアプリ向けプッシュ通知・電話番号宛てのSMS(ショートメッセージサービス)・電話一斉配信等、1つのプラットフォームで時代に合わせた情報発信の手段に対応してきた。そして今回、「betrend スマートDM」 リリースにより、それまでのサービスに加えて「betrend」で管理する”顧客情報”と”利用履歴”を活用したハガキDMが効率的に発送できるようになる。

 「betrend」は1つのプラットフォームで複数の情報配信手段に対応していることで、例えば、メールが届かなくなった会員にSMSで新しいメールアドレスへの変更を依頼したり、スマートフォンアプリの会員登録時にSMSで個人認証をして普段の情報配信はプッシュ通知でお知らせするなど、情報配信手段の特性を活かした組み合わせでシステムを運用することができ、顧客一人一人に合わせた情報配信が実現できる。

 そして、「betrend スマートDM」でハガキDMが発送できることにより、顧客に合わせてオンラインだけではなくオフラインでの情報配信手段を組み合わせられるので、ハガキDMのみでの実施する情報配信よりも1ステップ上のCRMを提供することができるだろう。

 オンラインでの情報配信に比べるとコストがかかるハガキDMだが、「betrend」で管理する”顧客情報”と”利用履歴”を紐づけて管理することができる他、ECサイトなど外部システムとの連携によって「betrend」だけでは取得できない情報も併せて利用履歴として統合管理することができるため、これらの情報をもとにハガキDMを発送する顧客・タイミングを選定し、必要な分だけ必要な時に活用することで、コストの最適化のみならず効率的な販促効果を期待できる。

 また、「betrend スマートDM」 で発送されたハガキDMには、1枚ごとに個別のQRコードを印字することができ、店舗用アプリ「betrend 店舗スタッフ向けアプリ」を併用することで、店舗でハガキDMを読み取り利用履歴としてカウントしたり、ポイントを付与するなど様々な特典を提供できる。店舗は、複数の情報配信手段と合わせてアプリも活用することで、顧客を多方面から囲い込むことができるだろう。

 こうしたオンラインの情報配信のみならず、オフラインの情報配信手段も利用していくことで、顧客にEC店舗だけではなくリアル店舗にも積極的に足を運んでもらい、商品を店頭で実際に触って確かめてもらう、その取り組みが売上はもちろん店舗への支持を上げるきっかけになるのではないかと思う。

 EC店舗だからリアル店舗だからということよりもまず、店舗の良さを様々な角度から知ってもらう為に顧客それぞれに向き合った情報配信手段を選んでいきたいものだが、そのためにかかるコストを考えるとあと一歩踏み出せていなかったEC事業者も、種をまく気持ちで顧客にとって一番良い環境を整え、未来に投資してみてはいかがだろうか。

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