現代は、スマートフォンの登場、ソーシャルネットワークの普及、インバウンドマーケットの急拡大により、ユーザーの購買行動が変化しつつある。それと同様に、ECも変化しなければ、ユーザーがECで買い物をすることが減っていく。それを防ぐために、ECサミットが開催される。

明日から使えるEC戦略が満載

　テーマは、「あしたのEコマース」。このサミットは、一年に一度、課題意識を持ったメンバーが集結し、「あしたのEC」を戦うヒントを得ることを目的としている。今回が4回目となるサミットは、10月15日（土）13時から名古屋の「ウインクあいち」にて開催され、モデレーターに齋藤太郎氏を招き、豪華な2組のゲストを迎えて、2講演行われる。

　第1部講演は、「世界が驚くデジタルクリエーティブ」をテーマに株式会社電通 菅野薫氏が話す。菅野氏は、リオオリンピックのフラッグハンドオーバーセレモニーのプロデュースにも関わっており、クリエイティブの面白さを聞くことができる。

　第2部講演は、「ストーリーの時代のEコマース」をテーマに株式会社コルク 佐渡島庸平氏、游仁堂　金田修氏が話す。宇宙兄弟・インベスターZなど、人気の漫画の編集に関わり、漫画界に新たな風を吹き込んだ佐渡島氏と、財務省・マッキンゼーという経歴から、中国に渡り、アジアの日系企業のデジタルPRを促進し、新たな世界を切り開いた金田氏の講演となる。

　また、越境ECに向けての新しいサービスの解説など、変化に富んだイベントとなっている。既に150名を超える申し込みがあり、全国のネットショップに関わるスタッフが注目しているイベントが全国ECサミットなのだ。

【日時】
10月15日(土)
講演会 : 13時00分〜18時30分
懇親会 : 18時45分～20時45分
【会場】
ウインクあいち小ホール（５階）
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38

越境EC進出を手助けする「LISUTO!」の存在

　本サミットで越境ECに向けて解説されるサービスの1つに「LISUTO!」がある。これは、イーレディー株式会社が運営する、世界初の画期的な越境EC自動出品プラットフォームである。

　越境ECに進出する上で問題となるのが「言語」の壁。独断で勉強するためには時間がかかり、なお、多言語が得意な人を雇うことにもそれなりの時間がかかる。そういった状況を変えるために、「LISUTO!」は多言語変換（サービス提供時対応言語：日本語・英語・中国語・ポルトガル語・ドイツ語）を可能とし、フォーマットやカテゴリーIDなど各ECサイトの情報を関連付ける。

　さらに、在庫管理でも各ECサイトと連動し、商品カテゴリー作成機能を備えるなど魅力が多々存在する。なお、この他の特徴はセミナーにて語られることだろう。

　現状は売上が伸びていたとしても、今後も伸び続ける保障はない。ただ、1つ言えるならば、常に時代の最先端を知り、ECサイトに活かしていけば、ユーザーは知らずと増えていく。本セミナーに参加することにより、そのことを実感し、「あしたのEC」を戦うヒントを得ることができる。時代の流れが凄まじい速さで進む今だからこそ、こういったサミットが必要なのだ。