クリスマスプレゼントの検索は11月、購入は12月がピーク【Criteo調べ】

福島 れい

クリスマスおよび初売りの購買行動に関する実態調査

パフォーマンスマーケティングのテクノロジー企業であるCriteo S.A.が、オンライン通販を利用したことがある消費者を対象に「クリスマスおよび初売りの購買行動に関する実態調査 」アンケートを行った。

 それによれば、今年のクリスマスプレゼント購入予算は12,728円、初売りの平均購入予算は14,703円となり、昨年のクリスマスプレゼントの平均購入予算12,321円、初売りの平均購入予算12,728円に比べて微増傾向にあることが明らかになった。

 また去年のプレゼントの「検討開始時期」と「購入時期」を聞いたところ、全体ではクリスマスの検討開始時期は「12月」74.8%と大半を占める一方で、購入時期は「11月」43.8%、「12月」40.7%と大きく分かれる結果となった。

 去年のプレゼントをオンラインで購入した理由としては、クリスマス・初売りともに「オンラインのほうが商品を見つけやすいから」「オンラインの方が安いから」が大半を占める結果になっている。

 Criteo S.A.は、アンケート調査の結果と共に関連情報としてCriteoマーケティングデータとして公開している。それによれば、年末年始の買い物のピークは、サイトを訪問して商品を検討するユーザーは11月中旬から増加し始め、ECサイトでの購入のピークは12月の第1週、売上高は平均よりも140%高くなるという。

 年明け以降は、12月上旬並みの訪問者数はあるものの、平均購入単価は減少しており、これは年明けのセールが要因となっているとの見方だ。

 クリスマスは1年のうちでも特に大きなショッピングイベントだ。特に今年はクリスマスイブ、クリスマス共に休日となっており、例年以上の盛り上がりが期待される。今からクリスマス商戦に備えておく必要があるだろう。


記者プロフィール

福島 れい

ECのミカタ編集部に所属するバドミントンと和服、旅好きの記者、通称れーちゃん。ミニ特集「アパレルECの未来(https://goo.gl/uFvr2C)」等、これからEC業界がどんな風に発展していくのか。に注目しながら執筆しています。2017年の執筆テーマは、”私にしか書けない記事をタイムリーに”。

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