オンワードの新挑戦!食へのこだわりが詰まったECへ
株式会社オンワードホールディングス(以下、オンワード)は、食を通じて豊かなライフスタイルを提案するグルメECサイト「オンワード・マルシェ」を開始した。
食の安心・安全が見えてくるECにするためのこだわり
オンワードは、2000年に“日本の食文化を世界に発信すること”を目的とし、日本の伝統的な職と器、和の空間にこだわった、そば懐石レストラン「円」をパリ・サンジェルマンに出店した。それ以来、地元フランスや世界の食にこだわりのある顧客から愛される高級日本料理店として、高い評価を得ている。来夏にはロンドンに2店舗目を出店する予定だ。
今回開始した「オンワード・マルシェ」は、レストラン「円」のコンセプトをベースに、こだわりの食と器などを集めて販売する、上質・高感度なグルメスタイルECとなる。開始時点では国内のみの発送となるが、次の段階として、海外発送や海外の食材を日本の顧客に届けるグローバルECへと進化させていく。
オンワード・マルシェが目指すことは、顧客がクリックする度に作り手の想いやこだわり、食への安心・安全が見えてくるショッピングサイトである。全国に拡がるオンワードの営業ネットワークを活用し、その土地を知り尽くしたバイヤーが、直接産地で生産者と話し、実際に見て、味わって、選りすぐった商品を提供する。
買い物はもちろん、読んでいるだけでも楽しいECへ
ECのコンテンツは、“美味しい!をコーディネート”をキーワードに、単に選んで買えるだけではなく、読んでも楽しいサイトに仕上がっている。クリエイティブディレクターには「東京カレンダー」の編集に携わり、現在は有名グルメ雑誌の編集長を務める大西健俊氏を起用する。
現地徹底取材をはじめ、お酒に合うつまみや食材に合う器などの組み合わせの提案や、食の専門家と食通のファッショニスタなどオンワードと関わりのある多数の有名人がキュレーターとして登場するなど、読み応え&食べ応えのある内容を発信していく。
取り扱いカテゴリーは、「お酒」「お米」「調味料」「おかず・おつまみ」「スイーツ」「水・飲料」「器・キッチン用品」の7種類で開始し、今後は段階的にカテゴリーを増やしていく予定だ。なお、品揃えも現在は合計で約3,000品目となるが、今後はさらに充実させていく。さらに、商品の発送に関しては、生産者の手で直接発送し、新鮮で安心な産地直送方式となる。
オンワード・マルシェにはポイント制度があり、会員のステージに応じて購入金額の1~5%を還元する仕組みだ。また、グランドオープンを記念し、初回購入限定500円クーポンプレゼントキャンペーンを2017年2月28日まで実施する。
ECで食材を購入できる時代となったが、安全性が気になり、購入に踏み込めない顧客も居るはずだ。そこで、「オンワード・マルシェ」のように直接産地に向かい、生産者と話しながら食材を選ぶという姿勢を顧客に発信していくことにより、安全性を伝えることができ、顧客に安心感を与えることができるだろう。それが顧客の背中を押し、購買行動に繋がる。こういった様々な商品がECで購入できる今だからこそ、商品の安全性を正確に伝えていくことが重要なのではないだろうか。