LINEショッピング、500万会員突破!好調な滑り出しの理由
6月15日にLINE株式会社(以下、LINE社)が開始したLINEショッピング。サービス開始からわずか1ヶ月半というスピードで会員数が500万人を突破したことがわかった。ユーザーが増えた要因については次のように発表している。
まず1つ目として、LINEユーザーがこれまで他のサイトやモールで行っていた買い物を「LINE」からできるようになった点だ。
150を超える企業やファッションブランド・ショッピングモールの商品を展開されており、「商品名」「ショップ名」による検索はもちろん、30以上の細分化された「カテゴリ」での絞り込みをすべての商品から行うことができるということで、利便性も高い。
そして、2点目にLINEショッピングを経由するだけで普段の買い物にプラスして「LINEポイント」がもらえる点。「LINEポイント」は1ポイントを1円として使える「LINE Pay」やスタンプ購入などに使える「LINEコイン」と交換することができる。
もちろん、独自ドメインでもポイントを発行している場合は多いが、そのサイトのみの利用であったり、ショッピングモールではショッピング以外でも使えるポイントがあったとしても、他のサービスに興味がなければその存在も意味がない。
その点、LINEでは定期的にLINEポイントやLINEコインのプレゼントするキャンペーンも行っており、LINEポイントなどに対する親しみがすでにあることが予想される。
課金することで得ていたLINEコインが買い物をすることで得ることができるのであれば、その点だけでもLINEユーザーは嬉しいはずだ。
ユニクロにWowma!も参戦で盛り上がるLINEショッピング
LINEショッピングでは、ファッションや雑貨をはじめ、スポーツ・インテリア・家電・コスメなど様々なジャンが展開されているが、その中でもファッションやインテリア・家具といったジャンルの商品の人気が高いとのこと。
現在では「ベイクルーズ」「ユニクロ(ユニクロオンラインストア)」「Wowma!(ワウマ)」なども新たに参加し、盛り上がりを見せているようだ。
今後は、ユーザーが楽しみながら買い物ができる独自のキャンペーンも強化していくとともに、オンラインだけでなくオフラインとの連携強化も視野に入れ、よりシームレスにショッピングを楽しめる価値を提供していく予定だという。
LINE MALLでの経験がいかに活かされるか
過去にフリマアプリとして「LINE MALL(ラインモール)」を運営していたが、約2年5ヶ月での撤退となったLINE。新たな形として再出発したLINEショッピングは好調な滑り出しとなった。
楽天市場やYahoo!ショッピング、Wowma!など多くのモールもLINEショッピングへ参加しているということで、アフィリエイトという形でありながらも、新鮮味のある形態ということで、注目は集まっており、今後の動向からも目が離せない。