クラウドファウンディングにも動画配信の波『CAMPFIRE Fireball』提供開始へ

ECのミカタ編集部

クラウドファウンディングにも動画配信の波『CAMPFIRE Fireball』提供開始へ

株式会社CAMPFIRE(本社:東京都渋谷区 、代表取締役社長:家入 一真 、以下「CAMPFIRE」)は、クラウドファンディングプラットフォーム『CAMPFIRE』上で、分散型ライブファンディング機能『CAMPFIRE Fireball』の提供を開始する。

CAMPFIRE上で、ライブ感ある情報提供が可能に

CAMPFIRE社は、クラウドファンディングプラットフォーム『CAMPFIRE(キャンプファイヤー)』にて、リアルタイムに支援情報をライブ動画上に表示させ、プロジェクト実行者と動画閲覧者双方に即時の情報共有を可能とする、分散型ライブファンディング機能『CAMPFIRE Fireball(キャンプファイヤーファイヤーボール)』の提供を、2018年1月22日より開始することを公表した。

◆CAMPFIRE Fireball サービス概要

・サービス開始日:2018年1月22日

・サービス利用料金:無料

・対応確認済みライブ配信ソフトウェア:
 OBS(Open Broadcaster Software)、Wirecast

・対応確認済みサイト(※):
 YouTube Live、ニコニコ生放送、SHOWROOM、
 LINE LIVE、FRESH!、Facebook Live、Twitch、Periscope

※「CAMPFIRE Fireball」の対応配信サイトは、
  利用するライブ配信ソフトウェアに依存する。

複数の動画配信サービスから選択可能な『分散型』

複数の動画配信サービスから選択可能な『分散型』『CAMPFIRE Fireball』の仕組み

『CAMPFIRE Fireball』は、ライブ配信連動型の支援情報表示機能として、CAMPFIREにプロジェクトを掲載する当事者であれば、すべてが無料で利用可能だ(Webカメラやネット接続環境は、配信者が用意する必要がある)。

一つの動画配信サービスに依存する集約型ではなく、複数の動画配信サービスから選択可能な分散型として提供することにより、特定のサービス内にフォロワーやファンを持つ方の既存のコミュニティをクラウドファンディングプロジェクトと繋げることができる。

クラウドファンディングの支援情報表示機能をライブ配信に連動させることで、動画配信のリアルタイム性や相互コミュニケーション等の特性を活用したプロジェクト実行者と支援者のコミュニケーションを実現する画期的なサービスとなっている。

可視化によって支援を集めやすくする

周知の通り、YouTube上で独自に制作した動画を継続的に公開する人物・団体を指す「Youtuber(ユーチューバー)」が2017年度「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされ、インターネット上で生放送の動画配信を行い商品を紹介・販売する「ライブコマース」サービスの市場拡大など、近年特にライブ配信への注目は高まるばかりだ。



そうした状況を踏まえて『CAMPFIRE Fireball』が生み出された。クラウドファンディングのプロジェクト公開直後、週末の夜、プロジェクト終了直前等の支援が集まりやすいタイミングでライブ配信に活用することで、支援を可視化し、支援を集めやすくすることに大きく寄与することが想定できる。



支援集めの方法のひとつとして、日本国内でもクラウドファウンディングがかなり浸透してきているが、その有力なプラットフォームである『CAMPFIRE Fireball』に、新たな手法であるライブ配信が組み合わさる事で、相乗効果以上のシナジーが生まれることに大いに期待したい。

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