Web上で自由に売買できるコンテンツ即売会。ピクシブ「BOOTH Festival」開催決定!

ECのミカタ編集部

Web上で自由に売買できるコンテンツ即売会。ピクシブ「BOOTH Festival」開催決定!

 ピクシブ株式会社(本社:東京都渋谷区)は、2018年の4月と5月の二期間に分けて、Web上で展開するコンテンツ即売会「BOOTH Festival(ブースフェスティバル)」の開催することを決定した。

 ピクシブでは「APOLLO」という音楽に特化したWeb即売会を3年以上前から開催している。17年11月開催で7回目を迎えており参加者も毎回増え続けているという。

 「APOLLO」は音楽分野に関するWeb上の即売会で、クリエイターが出品した物を購入することができる、創作物のためのマーケットプレイス「BOOTH」の期間限定イベント。約1000サークルの作品を数時間で視聴し、有名・無名限らず沢山のクリエイターの作品に出会うことができると好評を博している。

 開催を重ねるごとに「音楽だけでなく、もっと様々な分野の即売会を開催してほしい」という声が増えており、Web即売会の可能性やニーズは以前より感じていたという。

 そこで、ピクシブに何ができるかの議論をつくして生まれた企画の一つが、今回発表になった「BOOTH Festival」というイベントだ。

 「BOOTH Festival」とは、様々なクリエイターが作った様々な作品を、Web上で自由に売買できる即売会。音楽に特化したWeb即売会「APOLLO」の知見やノウハウを生かし、本年4月6〜8日にアナログゲームの即売会、5月11〜13日にイラスト・マンガ・書籍全般における即売会を開催する運びとなった。

 このイベントへの参加は、Web即売会という特性上、開催直前や開催中でも自由に楽しむことができる。また購入者は一切の手数料もなく、出展者は登録無料で、決済手数料以外はかからない。出展する作品は旧作でも構わないという。

クリエイター達の2020年に向けて、ピクシブが用意した舞台

 2020年の東京オリンピック開催に伴い、コミックマーケットをはじめとした沢山のコンテンツ展示・即売会開催は規模縮小が迫られると見られている。ピクシブの「規模縮小に対して何か行動をしたい」という思いがこうしてWeb即売会という形となって発表された。

 アニメや漫画は日本が世界に誇る文化としての代表格にまでなった。東京オリンピックではたくさんの観光客が、そうした日本の文化に触れに来ることになる。クリエイター達のモチベーション維持や、創作活動の発信の場としてピクシブが担っている役割は大きい。

 またオンラインで発信することによって世界中からクリエイター達の作品にアクセスすることが可能になる。インターネットとクリエイティブの融合を推し進めるピクシブとクリエイターの活動をこれからも応援していきたい。

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