「pixiv」ライブ配信機能を実装。相互コミュニケーションで高まる作品の温度

ECのミカタ編集部

「pixiv」ライブ配信機能を実装。相互コミュニケーションで高まる作品の温度

 ピクシブ株式会社(本社:東京都渋谷区)は、イラストコミュニケーションSNS「pixiv」にてライブ配信機能を提供開始した。

 pixivは「作品を介したコミュニケーション」にフォーカスしているクリエイターのためのSNSだ。「お絵かき(創作)がもっと楽しくなる場所」という理念のもと作品(イラスト・漫画・小説)の発表と交流に特化したサービスとして2007年9月に開始。会員数は2900万人超、作品の投稿数は7500万作品以上を数え、クリエイターの創作活動において、無くてはならないSNSへと成長を遂げた。

 そのpixivに「ライブ配信機能」が実装されたという。このライブ配信では、pixivのユーザーが絵を描いている様子を配信・視聴することができ、複数人配信も可能。最大4人まで同時にリアルタイムに配信することができる。

 絵を描きながら会話できる音声配信機能も搭載しているため、友人や好きなクリエイター、ファンと会話をしながら、絵を描くコミュニケーションを楽しむことができる。また、イラスト・マンガ制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」やペイントツール「SAI」をスクリーンシェアできる機能があり、他ソフトでもpixivにてライブ配信を行うことが可能となっている。

「個人」の魅力を発揮せよ。今年のキーワードは「ライブ配信」

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 これまで絵を描く行為自体は単独の作業であり、完成した絵を披露することが主のコミュニケーションだった。絵を描くことを共有できるライブ配信があれば、クリエイター側は会話をしながら描き、ファン側はクリエイターの絵を描く様子を見ることで、絵を描くこと自体が主のコミュニケーションとなり得る。

 好きなクリエイターがどのように創作を行っているのか。また、新たなクリエイターを発掘するキッカケともなるだろう。pixivには「BOOTH」というネットショップ作成サービスがあり、そのプラットフォームを通じて世界中に自分の作品を販売することが可能になっている。「pixivFACTORY」というグッズ作成サービスもある。つまりファンを

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