スマホで食材の商品開発シミュレーションができる「FARM8 Lab.」が登場

ECのミカタ編集部

株式会社FARM8(以下「FARM8」)は、食品試作シミュレーションサービス「FARM8 Lab.」の提供を開始した。

スマホやPCを使って手軽に誰でも挑戦可能

FARM8(新潟県長岡市、代表取締役 樺沢敦)は、農産物の6次産業化、食品加工などの開発をスマホやPCでシミュレーションしながら進められる食品試作シミュレーションサービス「FARM8 Lab.」の提供をスタートした。

同サービスによって、専業農家や食品メーカーが大きな工場を投資しなければ出来ないと思われていた食品加工が、スマホやPCを使って手軽に誰でも挑戦できるようになるという。

ケースに合わせて見積もり

「FARM8 Lab.」で可能な内容はこうだ。

1、素材から試作
2、試作品から商品化
3、賞味期限設定 & 改善
4、商品デザイン

この4項目ごとに開発シミュレーションができ、食材や狙いに沿って商品開発の進め方を選択できる。同サービスの商品開発シミュレーションのページから各アイコンをクリックすると、商品化に必要な項目を入力するだけで見積もりが表示される仕組みだ。

例えば副業で家庭菜園的に農業をやっている人や、店舗を運営している事業体で、オリジナル商品を作りたいといった時に、その商品開発が可能となる。

商品化へのハードルを下げる

大規模生産は難しいが、自分らしい商品を作りたいという潜在的なニーズは多いだろう。しかし今までは、そうした時に、生産ラインを持つ工場を保有する企業などに持ち込んで製品化する必要があった。

その場合は、当然にして準備段階からでも多額の費用が必要になり、そのハードルの高さから今まで商品化できなかった個人や事業者も多く存在するはずだ。

しかし、同サービスを利用することによって、少量生産の農作物などの商品化のシミュレーションが可能となり、商品化へのハードルが下がることで、こだわりの食材が商品としてより一層、食卓に届くようになることが大いに期待される。

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