アプリで手軽に多言語通訳!トランスコスモスが『ことばスイッチ』の提供を開始

ECのミカタ編集部

トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝)は、高まる多言語対応ニーズに対応するため、タブレット型の多言語ビデオ通訳サービス「ことばスイッチ」の提供を開始した。

今回、トランスコスモスが提供を開始することを公表した「ことばスイッチ」とは、 タブレット型の多言語ビデオ通訳サービスだ。 現在、英語、中国語、韓国語に対応しており、これらで世界の80%の人口をカバーできるとも言われている(ポルトガル語、スペイン語、タイ語、ベトナム語にも対応予定)。 対応時間9:00~21:00(365日)、初期導入費用0円で月額固定費3,000円、1分あたり100円の従量課金モデルとなっている。なおアプリダウンロード+ID・パスワードで手軽に利用が可能となっている。

来客した訪日外国人との通訳がより手軽に

来客した訪日外国人との通訳がより手軽に

「ことばスイッチ」は、訪日観光客など日本語以外の言語を話す人々と、日本語を使用する従業員などとの言語コミュニケーションを、タブレットやスマートフォンを通じて行う三者間通訳サービスアプリケーションで、トランスコスモスの多言語コンタクトセンターの担当者が、状況や表情を映像で確認しながら通訳を行う点が特徴となっており、タブレットやスマートフォン(トランスコスモス指定の端末)にインストールして、利用することが可能だ。

また、必要最小限の言語・時間帯に絞り込むことで、利用しやすい提供価格を実現し、現在一般的である定額制の料金体系ではなく、初期費用と固定費用を抑え、利用分の料金が課金される従量課金型のため、より使いやすいサービスとなっている。さらに、「タブレット端末のレンタルサービス」、「端末の初期設定」、「付属アクセサリーの用意」、「万が一に備えた修理などのサポートサービス」など、顧客企業の多様なニーズに対応するオプションサービスも用意されている。

トランスコスモスの技術とノウハウを発揮

トランスコスモスによれば、2020年に向けたインバウンド需要による外国人旅行者の増加、国内における外国人労働者増加などに伴い、外国人へのサービス・サポート強化が、企業における喫緊の課題になっているという。

同社では、そうした状況を踏まえて、多言語対応を強化しているところだ。長年のコンタクトセンター事業運営で培った育成・品質マネジメントとともに、海外32カ国で事業展開する強みを活かし、グローバル人材・拠点のリソースを活用した多言語コンタクトセンターサービスを展開している。

トランスコスモスでは、そのように「音声通話型の通訳サービス」、「テキスト翻訳」、「Webコンテンツの翻訳サービス」などさまざまな多言語対応サービスを提供してきたが、今回、さらなるサービス拡充として、顧客企業の従業員と顧客の対面コミュニケーションの円滑化をはかることができる「ことばスイッチ」を開発するに至ったのだ。

インバウンドでは、日本での観光を通して、日本の製品のファンになり、帰国後にECを通してリピート買いをしてくれる流れを構築できる。そのためにも訪日観光客との通訳は重要な要素だが、現場レベルで多言語に対応した人員を配置するのは難しかった。今回のニュースは、まさにこの問題に対応する、トランスコスモスらしい、「今」のニーズにマッチしたソリューションと言えるだろう。

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