らくらくメルカリ便、宅配ロッカー「PUDO」で発送窓口拡大
株式会社メルカリ(本社:東京都港区/代表:山田進太郎 以下、メルカリ)とヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区/代表:長尾 裕 以下、ヤマト運輸)は、両社が連携して提供するフリマアプリ「メルカリ」の配送サービス「らくらくメルカリ便」の発送を、2018年11月21日(水)より全国約3,200箇所の(2018年10月末時点)オープン型宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション(以下、PUDO)」にて、受付を開始。
発送窓口を広げ、CtoCビジネスの活性化につなげる。
拡大するフリマ市場に合わせて、発送窓口を拡大
メルカリとヤマト運輸は、2015年4月より、メルカリ独自の配送サービス「らくらくメルカリ便」を開始。「らくらくメルカリ便」は、全国一律料金の配送や匿名配送で、CtoCビジネスをおこなううえで扱いやすいサービスだ。
安全性の高さから、ユーザーからの評価も高い。
メルカリは月間利用者数が1,000万人を超え、月間流通額も300億円を超えるなど成長を遂げており、多くのユーザーからさらなる発送窓口の拡大を望む声があった。
従来から対応していたコンビニエンスストアに加え、今回新たに「PUDO」からの発送に対応。24時間365日発送可能な窓口が増え、ロッカーならではの人の手を介さない荷物の発送も可能となり、より幅広いユーザーのニーズに応えることができる。
「PUDO」での発送方法
1)出品する際の配送方法に「らくらくメルカリ便」を選択し、発送方法として「宅配便ロッカーPUDO」を選択。
2)取引成立後、出品者が「PUDO」に荷物を持ち込む。
3)メルカリ上で2次元コードを発行し、「PUDO」の操作画面の指示に従って、操作を進める。
4)ロッカーに荷物を入れて、画面の確認ボタンをタッチして終了。
クロネコメンバーズとも連携
今後、メルカリのアプリ内でクロネコメンバーズにスムーズに登録できるようにしたり、配達日時や受け取り場所を変更できるようにする。
現状は発送のみの対応だが、今後は「PUDO」での受け取りにも対応を進めるなど、より連携を深め、ユーザーが簡単・便利に発送できるサービスを提供する。
CtoCビジネスの拡張が顕著に
「らくらくメルカリ便」はすでにコンビニエンスストアからの発送が可能となっており、発送場所の数には不足しないように思われる。
無人の宅配ロッカー「PUDO」からの発送にも対応するなど、さらに拡張する施策をとるということは、それだけ需要があるということであり、CtoC市場の拡張を意味している。
今後もより自由でユーザーに求められるサービスが増えていくだろう。