メンズスキンケアブランド「BULK HOMME」を展開する株式会社バルクオム（所在地：東京都渋谷区　代表取締役CEO：野口卓也、以下バルクオム）は、ニッセイ・キャピタル株式会社を引受先とした第三者割当増資により、総額約5億円の資金調達を実施したことを公表した。

世界の男性から選ばれるスキンケアブランドへ

BULK HOMMEは2013年にデビューしたメンズスキンケアブランドだ。“THE BASIC MEN’S SKIN CARE”を標榜し、世界中の男性から選ばれるスキンケアブランドを目指している。

公式オンラインストアのほか、全国750店舗以上の小売店・ヘアサロンにて展開しており、2017年の台湾を皮切りに中国・韓国の海外でも浸透中だ。そのBULK HOMMEを運営するバルクオムが今回、ニッセイ・キャピタルを引受先とした第三者割当増資により、総額約5億円の資金調達を実施した。

第三者割当増資の概要

【引受先】

ニッセイ・キャピタル株式会社

【資金調達の背景・目的】

「男性にも本質的なスキンケアを」というテーマのもと2013年に事業を開始したバルクオムは、これまでにシリーズ累計200万本以上を出荷し、公式オンラインストアでは5万人以上に購入されている。国内取り扱い店舗は750店舗（2018/11/26日時点）を突破。海外展開においては、台湾をはじめ、中国、韓国のアジアを中心に進出中だ。今後は調達資金を活用し、プロモーション等を強化していく方針だ。

日本を代表するD2C企業に向けて

株式会社バルクオム　代表取締役CEO野口卓也氏のコメント

「ベンチャーキャピタルとして日本有数の規模と歴史を持つニッセイ・キャピタル株式会社から出資をいただき、大変光栄に思っております。伊東さまの担当案件として今年最大の投資規模になったと伺っておりますので、一層気を引き締めてブランドシェアの拡大に尽力して参ります」

ニッセイ・キャピタル株式会社　本件担当　伊東氏のコメント

「化粧品市場はこれから大きな変化が生まれてくる市場の一つと捉えております。バルクオムのD2C事業は、既に定期会員の高い継続率を獲得・維持しており、メンズ化粧品市場のリーディングカンパニーになれると確信し、今回ご出資させて頂きました。日本を代表するD2C企業となるためのチャレンジを全力で応援していきたいと思います」

EC市場でもコスメは牽引役であるだけでなく、今後も成長性が期待できる分野だ。特に越境ECを通してアジア圏を中心とした海外の消費者からの日本製品への視線は熱いものがある。

そうした中でも「BULK HOMME」はメンズ向けのスキンケアブランドであり、同分野はさらに成長性が望めるとの見方も多い。今回の資金調達を通して、さらにシェア拡大に向けた施策が打たれるものとみられ、今後の展開にも期待したい。