郵船ロジスティクスが物流を支えるメンズスキンケアブランド「バルクオム」の台湾EC成功事例

ECのミカタ編集部 [PR]

左:郵船通運 営業部 台北営業所 中河岳氏 右:バルクオム 取締役COO 海外事業本部管轄 貫紘一朗氏 左:郵船通運 営業部 台北営業所 中河岳氏
右:バルクオム 取締役COO 海外事業本部管轄 貫紘一朗氏

メンズスキンケアブランド「BULK HOMME(バルクオム)」を国内外で展開する株式会社バルクオム。2017年に台湾でEC事業を開始し、売り上げを急速に伸ばしています。台湾でECを成功させるために必要な物流の仕組みとは、どのようなものか。バルクオムの貫 紘一朗氏と、現地の物流を支える郵船ロジスティクスの台湾法人・郵船通運の中河 岳氏に話を伺いました。

バルクオムが取り組む台湾ECの事業モデルとは

ー台湾で「バルクオム」のEC事業が急成長しているそうですね。まずはバルクオムさんの事業と、台湾でECを始めた背景を教えてください。

貫氏 「バルクオム」は2013年4月にスタートしたメンズスキンケア化粧品ブランドです。取扱製品は洗顔料、化粧水、乳液のフェイスケアラインを中心に14品目です。国内では主にネット通販と実店舗への卸売りを手がけており、売り上げの中心は自社で運営しているECサイトです。主にリピート通販モデルで販売しています。

台湾でECを開始したのは2017年4月のこと。弊社は「メンズスキンケアブランド世界シェアNo.1」というビジョンを掲げており、世界展開の第一歩として日本製品へのニーズがある台湾に進出しました。現在は中国、香港、韓国への展開も始まっています。

台湾で販売している製品は洗顔料、化粧水、乳液、それらのお試しサイズがセットになったスターターキット、そしてフェイスマスクの5品目です。在庫を現地の倉庫に保管し、主に自社ECサイトで販売しています。

現地での物流や台湾への在庫の輸送は、郵船ロジスティクスさんに委託しており、倉庫での在庫管理や配送会社の手配、返品対応までお任せしています。カスタマーサポートやプロモーション、輸入申請、決済などは、海外販売支援を手がけているアジアンブリッジさんにご協力いただいています。

返品対応や宅配会社の選定が課題

ー台湾でECを行うにあたり、物流で苦労したことはありますか?

貫氏 一番苦労したことは、通販の返品率が非常に高いことです。台湾では、日本の「クーリング・オフ」に該当する制度が通販に適用されるため、製品を受け取ってから解約・返品するお客さまがかなり多いんです。そのため、物流倉庫では返品対応の業務フローも組まなくてはいけません。そこが台湾事業の難しいところですが、郵船ロジスティクスさんのおかげで返品にもスムーズに対応できています。

中河氏 台湾における通販の返品率の高さは、日本とは比べ物になりません。使用済みの商品も返品可能なので、商品の処分や検品、再利用といった業務も発生します。こうした業務にもスムーズに対応できるよう、2017年末に自社倉庫内に通販専用スペースを作り、オペレーションを組みました。同スペースでの月間出荷件数は、この1年で10倍以上に増加、更に数倍の件数に対応できる体制を整えています。

ー台湾全土に荷物を安定的に配送するのも難しいと聞きます。

貫氏 仰る通りです。配送会社の中には、配送遅延や荷物の紛失といった事故を頻繁に起こす業者もいます。また、台湾では日本と同じく、配送ドライバーの人手不足が深刻化しており、送料値上げや日曜日の配送を中止する動きも進んでいるんです。

郵船ロジスティクスさんは、現地の配送会社の選定やマネジメントも行ってくださるので、本当に助かっています。出荷が集中しても、倉庫や配送会社をうまくコントロールしてくださり、物流が成長のボトルネックになることもありません。

中河氏 現地の配送会社のサービスレベルは、会社ごとにピンキリです。そのため、商品を消費者に安定的に届けるには、取引先企業のマネジメントが重要です。弊社は台湾で30年近く事業を行っており、長い時間をかけて信頼できる配送会社とのネットワークを構築してきました。今ではお客様の荷物の種類やご要望に応じて配送会社を使い分けています。配送会社との取引量はかなりの規模に達しているため、配送会社に対する価格交渉力が高まり、バルクオムさんにも魅力的な価格でご提供できていると自負しています。

誤出荷ゼロ郵船ロジの仕事を信頼

   郵船通運 ECチームメンバー

ーバルクオムさんが台湾における物流パートナーとして郵船ロジスティクスさんを選んだのは、なぜですか?また、実際に委託してどのような感想を持ちましたか?

貫氏 契約前に現地の倉庫を視察し、設備や品質管理体制、現地スタッフの働きぶりなどを見て、信頼できると感じたので契約を決めました。

この1年間、期待通りに弊社の物流をしっかり支えてくださっています。これまで誤出荷や配送中の盗難事故は、1度も発生していません。大きなトラブルが発生していないので、物流のことを気にせず、販売やマーケティングに集中できています。

また、郵船ロジスティクスさんの日本側の担当者が窓口になり、台湾法人と緊密に連絡を取ってくださるので仕事が進むスピードがすごく早い。日本から台湾の倉庫に在庫を送る場合、郵船ロジスティクスさんの日本側の担当者に数量などを伝えると、弊社が日本側の指定倉庫に納品してから1週間ほどで台湾倉庫に納品してくださいます。

中河氏 弊社は、日本と台湾のEC事業を横串で管理する部署を設け、それぞれのスタッフがスムーズに連携できる体制を構築しました。在庫の出荷オーダーなどを、日本と台湾でほぼリアルタイムで共有しています。

東南アジアで物流支援EC企業の良き伴走者に

ーバルクオムさんと郵船ロジスティクスさんは今後、海外事業をどのよう
に拡大していく計画でしょうか。


貫氏 台湾では、EC事業を引き続き拡大させていきます。また、今年10月には実店舗での販売も開始する計画です。そして、台湾を足がかりに東南アジアにも進出したい。東南アジアは日本人に肌質が近く、また、シェービング中心の欧米と違いスキンケア文化が根付いていることが大きいです。郵船ロジスティクスさんにも物流面でご協力いただきながら、海外事業を拡大したいです。

中河氏 変化スピードが非常に早いEC事業の物流という土台を安心してお任せいただけるよう、サービス拡充・品質向上に継続して取り組んでいきますのでご期待ください。

そして、バルクオムさんの東南アジア進出を、ぜひお手伝いさせてください。現在、東南アジアでのEC物流支援の事業化を準備しています。台湾での経験を生かし、他国でもEC物流支援サービスを展開する計画です。物流は通販における要であり、顧客満足度を左右する重要な仕事。その責任の重さを忘れず、これからもEC事業者様の成功をサポートしていきたいです。

<ECのミカタ通信 2018 Autumn vol.16より抜粋>

【訂正とお詫び】
「ECのミカタ通信 vol.16」 内で下記の誤りがありました。
関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫びし、訂正いたします。

P.5 左下枠内

誤:郵便ロジスティクスってどんな会社?
正:郵船ロジスティクスってどんな会社?

末長く弊社媒体をよろしくお願いいたします。

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