【速報】ヤフー、コマース事業の取扱高4年連続20%増、ホールディングス制へ移行
ヤフー株式会社(以下、ヤフー)は2018年度通期および第4四半期の決算説明会を開催した。
2018年度通期決算においては、トピックとして、Yahoo!ショッピングに関して、事業取扱高が2015年度から4年連続20%以上成長の達成。PayPayはサービス開始後、半年で666万人を突破。 2018年度の通期の連結業績サマリーとしては売上収益は9547億円で前年度比6.4%増で、営業利益はPayPayへの投資もあり、1405億円で24.4%減少で、当期利益778億円で-42.1%となった。
合わせて、来期2019年度の通期売上収益1兆円を突破していき、2019年通期連結業績は増収増益に転換し、営業利益1406億円〜1500億円としたいと発表し、親会社の所有者に帰属する当期利益は790億円〜850億円にしたいと明らかにした。
また、先ほど発表されたことではあるが、ヤフー株式会社はZホールディングス株式会社を親会社にもつ「ホールディングス制」へと転換していくことも触れた。純粋にヤフー単体での動きを迅速に進めていくためだとした。このZホールディングスの元には、金融中間持株会社も設置し、金融部分に関して注力していく意思表示を行った。金融事業としてのガバナンスを強化していくものと思われる。ちなみに、アスクルやバリューコマースなどもZホールディングスの子会社となる。