新Amazon Fire 7の予約受付開始 Alexa機能を搭載しストレージも2倍に拡大

ECのミカタ編集部

Amazonは新世代のタブレット「Amazon Fire 7」の販売開始を発表した。新しいAmazon Fire 7は、より速いプロセッサーと16GBの内部ストレージを搭載したことにより、ビデオ、音楽、ゲーム、書籍を外出先でも快適に楽しめるとともに、音声だけでAlexaにアクセスできるハンズフリーモードに対応しているとしている。

価格は16GBモデルが5,980円(税込)で、32GBが7,980円(税込)、いずれもAmazon.co.jpにてから予約受付が開始され、出荷開始は6月6日(木)を予定している。

主な機能「ストレージは2倍に」

今回販売開始が公表されたAmazon Fire 7には、以下の機能が含まれる。

◆【より速いプロセッサー】

クアッドコア1.3GHzのプロセッサーを使用し、アプリやビデオ、ブラウザなどの迅速かつ容易な切り替えを実現。

◆【2倍になったストレージ】

16GBまたは32GBの内蔵ストレージを装備。さらに512GBまでストレージできるmicroSDカード(別売)を使用すれば、同カードにもアプリをインストールすることができ、移動中でもさらに多くのビデオ、音楽、ゲーム、写真を楽しむことが可能。

◆【Alexaのハンズフリーモード】

Wi-Fi接続時には、スクリーンが待機中であっても、ユーザーの声でAlexaと呼び掛けるだけで、Alexaが反応。天気や最新のニュースを聞いたり、野球の試合結果やレシピの確認や、ビデオ通話が可能。Alexa機能はデバイス設定で簡単にオン・オフの切り替えに対応している。

◆【バッテリー持続時間】

最大7時間の読書、音楽、TV番組や映画の視聴、Webの閲覧などが可能。

キッズモデルも追加

キッズモデルも追加

Fire 7の色はブラック、価格は16GBモデルが5,980円(税込)、32GBモデルが7,980円(税込)だ。Amazon.co.jpで予約受付が開始され、出荷開始は6月6日(木)を予定する。

Fire 7の純正カバーを使うと、縦および横方向いずれもタブレットを立たせることができ、カバーの色はセージ、チャコールブラック、プラム、サンドオレンジ、トワイライトブルーより選択できる。なお純正カバーの価格は2,690円(税込)。

またFire 7は6月6日(木)より、エディオン、ケーズデンキ、ジョーシン、蔦屋家電など、日本全国の家電量販店200店舗以上でも販売開始を予定しており、店頭で実際に試すことも可能だ。

さらにFire 7の発売に合わせ、Fireタブレットシリーズのキッズモデルに新型の「Fire 7キッズモデル」を追加し、11,980円(税込)で予約受付を開始している。

これまで数千万台を売り上げ

これまで数千万台を売り上げ

Amazon.com デバイス担当ヴァイス・プレジデントのケビン・キース(Kevin Keith)氏は、次のように述べている。

「Fire 7は世界でこれまでに数千万台をお客様にご購入いただいているタブレットです。この手頃な価格を保ちながら、より速いプロセッサーと2倍のストレージの搭載を実現したことにより、お客様はご自宅や外出先で、より多くのお気に入りのエンターテインメントコンテンツをお楽みいただくことが可能になりました。そして、Fire 7でAlexaにハンズフリーでアクセスすることで、今まで以上に簡単にニュースを確認したり、レシピを見つけたり、また音楽を聴いたりできるようになりました」

Fire 7といえば、AmazonのKindleやプライムビデオ、プライムミュージックといった同社のコンテンツサービスと紐づき、エコシステムの一翼を担うキーデバイスのひとつだ。

安価な価格設定が特徴だが、それに伴ってこれまでの製品はCPU性能やストレージ容量が抑えられ、ユーザーの一部からは機能面での不満の声も出ていた。新製品ではCPUとストレージも強化され、なおかつAlexa機能を追加したことで大きく付加価値が増していると言えるだろう。

同社が推進するデバイスをフックにしたエコシステムの構築は、今後もさらに深化する、その意思を示す新Fire 7の発表となったようだ。

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