サイズマッチングしたポロシャツを自動で提案 FABRIC TOKYOが完全受注販売を開始

ECのミカタ編集部

Fit Your Lifeをブランドコンセプトに掲げる、オーダースーツ ECサービス『FABRIC TOKYO(ファブリック トウキョウ)』 (代表取締役:森 雄一郎) は、2019年5月21日(火)よりPOLO SHIRT2019の完全受注販売を開始することを公表した。

ビジネスマンが求めるポロシャツのあり方を追求

オーダーメイドのビジネスウェアを展開するFABRIC TOKYOは今回、既製のポロシャツとしては日本最大級となる全28のサイズラインナップを用意した。

ユーザーのサイズデータを多数保有するFABRIC TOKYOだからこそできるサイズマッチング技術を活用してサイズを自動で特定し、着丈とシェイプについて好みのものが選べる、オンラインでの豊かな買い物体験を実現したとしている。

自動のサイズマッチングと、完全受注生産を掛け合わせたビジネスポロシャツの販売は、2019年5月時点での同社調べで日本初となる。デザインは、1,000名を超えるビジネスパーソンを対象に実施したポロシャツのアンケート結果を元に、ビジネスマンが本当に求めるポロシャツのあり方を追求。この夏、ビジネスマンが気軽に着用できるポロシャツが完成した。

フィットするサイズを自動で提案

フィットするサイズを自動で提案

7つのサイズメニューの中から、ユーザーの採寸データにぴったりあったものを自動で提案。サイズマッチング後は、好みの着丈とシェイプそして色が選べる。

◆FABRIC TOKYO POLO SHIRT 2019 商品詳細

[商品名]
POLO SHIRT2019

[金額]
8,900円(税込) 

[サイズ展開]
XS, S, M, L, XL, 2XL, 3XL 全7種類

[着丈]
通常/長め 全2種類
シェイプ:ストレート/タイト 全2種類

[色]
ホワイト / ブラック / ネイビー / グレー

アンケートも実施「ポロシャツ着用許可の企業は70%」

FABRIC TOKYOのビジネスモデルは、D2C (Direct to Consumer) という形の元で成り立っている。

自社で企画・製造した商品を直接自社のECサイトで販売することで、生産から発送まで全てを一括して管理し、良いものを適正な価格でユーザーへ直接届けるだけでなく、商品に関わる全ての人と直接つながり、正当な対価を各サプライヤーへ還元することを心がけているという。

今回、同社はビジネスパーソンの夏の定番であるポロシャツづくりに取り組むにあたり、ユーザーとの直接的な関わりを持つD2Cの強みを活かし、2019年2月から4月にかけて、顧客アンケート・SNSでのこだわりポイントへの投票・ユーザーインタビューを実施した。

全1,004名のビジネスパーソンの声から浮かび上がってきたのは、この夏に求められるポロシャツの理想の姿だ。ビジネスシーンで着用するためのポロシャツとしては、好印象を持たれる「きちんと感」を最重要視していることが分かったようだ。

また生地には手入れの気軽さと耐久性を求める人が多いという事が分かった。こうしたヒアリングやアンケートから出てきた声をベースとしながらポロシャツづくりを進め、完成したのが「POLO SHIRT 2019」なのだ。

[1]
「ポロシャツ着用が許可された企業の割合は70% 」

クールビズの浸透により、アンケート回答者の全ビジネスパーソン1,004名のうち約70%の方の所属企業がポロシャツ着用を許可しているという事実が見えてきた。また、許可されていない30%のビジネスパーソンのうち、60%はポロシャツを着用したいという願望があることも分かった。

[2]
「ポロシャツ1枚にかける購入金額、過半数以上が5,000円以上と回答」

さまざまな価格帯のポロシャツが販売される中、ビジネスパーソンがポロシャツ1着にかける購入金額として、59%の方が¥5,000以上と回答した。¥10,000以上と回答する人もおり、オフィスシーンで着用するポロシャツは、価格よりもクオリティを重視する傾向にあるようだ。

[3]
「1人当たりのポロシャツ平均保有数、2.9着」

ビジネスパーソン1人あたりが保有するポロシャツの平均は2.9着。約3着のポロシャツを毎年着回しているという結果が分かった。さらに全回答者のうち、5人に1人に当たる20%が「ポロシャツの保有数5着以上」と回答。夏場は毎日ポロシャツで通勤する人もいるようだ。

環境への感度が高いユーザーにも訴求

環境への感度が高いユーザーにも訴求

FABRIC TOKYOは、目先の利益や需要だけを追うのではなく、持続可能な未来を実現する企業でありたいと考える。

同社は、大量生産・大量消費の中で成長してきた従来のアパレル産業は、在庫を抱えることを前提に一度に大量な商品数を生産してきたが、今後は必要数を効率よく生産し、環境への負荷を最小限に抑えることが同業界の使命であると続ける。

今回のPOLO SHIRT2019でもサイズマッチングという技術を活用し、サスティナビリティというポリシーの実現のためオーダースーツ同様に完全受注生産での製作となる。

注文を得てからの製作となるため、配送までに少々時間を要するが「袖を通すたびに気持ちのいい」、環境にも配慮したこの製作プロセスに賛同するユーザーへも届けたいとしている。

より高品質かつ、それぞれのユーザーにフィットしたポロシャツを、ECサイトから直接購入できるのは同社の強みだ。環境に配慮しつつ、大量生産とは対極にあるモデルを構築し、それをサービスとしてユーザーに提供できることは、まさにECの持つ可能性を体現しているとも言えるだろう。

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